養介護施設での高齢者虐待
養介護施設での高齢者虐待についてはこのように対応します。
事実確認
通報・届出を受けますと第一に、事実確認を行います。緊急性が高いかどうか判断し、迅速に対応します。
また通報者や通報経路などによっては、県などの機関と連携し事実確認を行います。
虐待が明らかであり、高齢者自身の生命や身体に危険が生じる場合は、早急に身柄の安全確保をします。
養介護施設への対応
高齢者虐待の事実が確認できた場合、施設関係者に虐待の事実を認識させます。
なぜ、虐待が起きたのかの原因分析と再発防止策を策定させます。
養介護施設従事者等への対応
養介護施設従事者等の行った行為が虐待であったことを認識させます。
なぜ、虐待行為に至った要因等についての自己分析と再発防止のための計画作成に取り組ませます。
また、この計画が継続的に行われているか、養介護施設と共に状況把握を行います。
通報者等への対応
事実確認後の対応について、報告します。
通報者本人の解雇、その他の不利益な扱いがされていないか確認し、問題がある場合は関係法令に沿って対応します。