岡崎市環境基本計画 重点施策
重点的に取り組む施策
環境への影響が心配される緊急性の高い環境課題に取り組むために5つの施策を重点的に推進していきます。
重点施策1 生態系ネットワークの形成への取組
まちに自然を呼び込む伊賀川
岡崎市は、森林、農地、都市の緑や河川など豊かな自然環境に恵まれています。この豊かな自然を保全していくため、市全域をひとつの生態系としてとらえたネットワークの形成をめざしていきます。
- 生態系ネットワークづくり基本計画の策定
- ネットワーク拠点の保全と育成
- 自然の供給源の保全と育成
- ネットワーク導線の保全と育成
重点施策2 乙川の水環境保全への取組
うるおいとやすらぎの空間 乙川
乙川は、市を代表する重要な風景であるとともに市民の飲料水を担う大切な水源でもあります。この大切な乙川をいつまでも市民が親しめる水辺として維持していくことをめざしていきます。
- 水資源の確保
- 事業所からの排水対策の推進
- 河川景観の保全と育成
- 生活排水対策の推進
- 監視体制の充実
重点施策3 歴史的遺産のネットワーク化への取組
岩津天満宮
岡崎市は、東海道の宿場町や徳川家の城下町として栄え、数多くの歴史的遺産があります。
歴史的遺産を大切にすることは、岡崎らしさを育成することでもあり、やすらぎやうるおいを形成することにもつながります。そのため、市域全体での総合的な活用を推進する「歴史的遺産のネットワーク化」をめざしていきます。
- 生態系ネットワークづくり基本計画の策定
- ネットワーク拠点の保全と育成
- 自然の供給源の保全と育成
- ネットワーク導線の保全と育成
重点施策4 国道1号の交通公害対策への取組
大型車の多い国道1号
岡崎市の中心を横断する国道1号は、1日5万台以上の交通量と大型車の通行により、大気汚染をはじめ各種の公害が発生しています。そのため、国道1号の交通公害対策を重点施策とし、その早期解決を図っていきます。
- 自動車交通の分離の推進
- 道路構造の改善の推進
- 交通システムの整備
- 関連交通網の整備の推進
- 自動車排ガスの対策の推進
- 交通公害監視体制の充実
重点施策5 ごみの減量と適正処理への取組
中央クリーンセンター
ごみ問題は今後、市の大きな環境問題となることが予測されています。最終処分場の問題とあわせて、市民、事業者の身近な環境問題としてごみへの関心は高く、今後取り組むべき最も重要な環境課題として解決を図っていきます。
- ごみ減量の推進
- リサイクルの推進
- ごみの分別収集の徹底
- 処理施設の整備
前ページ(環境目標5)へ 次ページ(地域別の環境配慮指針)へ
環境基本計画 表紙(目次)へ戻る