全国初!!政治分野における男女共同参画推進のため、女性の市議会傍聴ツアーを開催しました。
全国初!!政治分野における男女共同参画推進のため、女性の市議会傍聴ツアーを開催しました。
国は、「政策・方針決定過程への女性の参画拡大」を掲げており、特に、政治分野における女性の参画拡大はきわめて重要であるとの考えから、平成30年5月23日「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が公布・施行されました。
「政策・方針決定の場への女性の参画促進」、「政治分野における男女共同参画推進」には、まずは女性に市の施策や政治への興味・関心を持ってもらうことが必要です。そこで、岡崎市では自治体として全国で初めて、女性に市議会を傍聴する機会を提供する「女性の市議会傍聴ツアー」を企画し、開催しました。
参加者は冒頭で岡崎市議会の概要説明を受け、いざ傍聴席へ。身近な問題から岡崎市の将来など多岐にわたる議論に対して、熱心に耳を傾けました。
この傍聴ツアーでは多くの女性にご参加いただき、参加者からは、「こんなにも身近な内容を話し合っていたことを初めて知った。」 「議会に親しみを感じることができ、有意義な時間だった。」 「市政への関心が高まった。」 「また参加したい。」などといった感想が寄せられ、大好評でした。
岡崎市では今後も政治分野における男女共同参画推進に向け、女性の市議会傍聴ツアーを開催予定です。
写真:東海愛知新聞社提供
日程
- 9月定例会(一般質問)
平成30年8月30日(木)、8月31日(金)、9月3日(月) 集合時間:9時30分(定例会(一般質問)自体は10時開始)
- 12月定例会(一般質問)
平成30年12月4日(火)、12月5日(水)、12月6日(木) 集合時間:9時30分(定例会(一般質問)は自体は10時開始)
※冒頭で岡崎市議会のミニ講座15分程度有り。
※各回傍聴は2時間程度。(質問する議員2名の答弁)
政治分野における男女共同参画の推進に関する法律について
日本の国会議員に占める女性の割合は、参議院議員は20.7%、衆議院議員は10.1%となっていて、国際的には、世界193か国中、日本は158位(下院又は一院の順位)と低い状況です。また、地方議会議員に占める女性の割合については、都道府県議会で10.1%、市区議会で14.9%、町村議会で9.9%と低い状況にあり、町村議会の3割以上では女性議員が一人もいません。 (出典:内閣府作成リーフレット「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」)
このような状況を改善するため平成30年5月23日に「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」(平成30年法律第28号)が公布・施行されました。この法律は、衆議院、参議院及び地方議会の選挙において、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指すことなどを基本原則とし、国・地方公共団体の責務や、政党等が所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定める等、自主的に取り組むよう努めることなどを定めています。
政治分野における男女共同参画の推進(内閣府ホームページ)