Q.退職所得に係る分離課税の市民税・県民税の計算方法を知りたい。
回答
退職所得に係る分離課税の市民税・県民税は、先に退職手当等の支払金額から退職所得の金額を算出し、その後に税額を計算します。退職所得の金額の算出方法
退職所得の金額=(退職手当等の支払額-退職所得控除額)×1/2
退職所得控除額は勤続年数に応じて計算されます。
・勤続年数が20年以下の場合
40万円×勤続年数(80万円に満たないときは、80万円)
・勤続年数が20年を超える場合
800万円+70万円×(勤続年数-20年)
税額の計算方法
税額は、退職所得の金額に税率(市民税6%・県民税4%)を乗じて計算します。
市民税…退職所得の金額×6%
県民税…退職所得の金額×4%
勤続年数が5年以下の場合、退職所得の算出方法が異なる場合があります。
計算方法の詳細やそのほか退職所得に係る市民税・県民税の分離課税については、関連リンクを御参照ください。
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