Q.水循環総合計画とは何ですか。
回答
平成18年1月1日に旧岡崎市と旧額田町が合併し、旧岡崎市で使用する水の約5割を供給していた乙川流域が全て岡崎市に含まれることとなり、上流と下流が一体になったことになりました。これを機に、水環境創造プランは、市民、学識経験者、行政等により、環境・治水・利水の面から総合的に見て、身の回りの「水」に関すること(水環境)について、将来のあるべき姿とその実現に向けた取り組みの方向性をとりまとめたものです。《理念》
私たちでつくる、水・みどり・生きもの豊かな“里川”のまち
《目標年次》
2031年度(令和13年)
《基本方針》
水量 雨を受け止め、時間をかけて川へ流し、上手に水を使う
水質 汚れのもとを減らし、清らかな流れを保つ
災害 雨を流域にとどめて水害を減らし、渇水や震災に備える
水辺 岡崎在来の豊かな自然とふれあえるまちをつくる
水との関わり 水との関わりを深め、水を通してつながりあう
《計画目標》
水量 現況程度の河川流量(平常時の平均流量)の維持
水質 川の中で遊ぶことができる水質の確保(乙川上流ブロックは別目標):川の中で泳ぐことができる水質の確保
災害 浸水被害の解消、消防水利の確保、渇水や震災時などの生活用水の確保
水辺 自然にホタルが飛び、在来種が繁殖する、親しみやすい水辺の創出
水との関わり 水に関する市民活動やイベントの活性化
《重点施策例》
里山の保全、市民による水環境の調査及び評価、気候変動に関する最新情報の収集と施策の見直し、水辺の生態系ネットワークの保全、水に関する環境学習の充実など
《進捗管理》
岡崎市水を守り育む条例による「水循環推進協議会」にて、進捗管理及び検討を行っていきます。
毎年、計画の進捗管理を行い、6年ごとに計画を見直します。
関連リンク
- 水を守り育む条例について知りたい。
- 岡崎市水環境創造プラン/環境政策課(新しいウィンドウで開きます)