Q.地盤沈下は大丈夫ですか。
回答
地盤沈下は地下水の過剰な汲み上げが主な原因でなるもので、地表面がある程度広い範囲で長い期間をかけて徐々に沈下する現象です。県下の地盤沈下の状況の把握、地下水位の変動及び沈下量を監視するため、平成16年度は愛知県内(愛知県、国土交通省、国土地理院、名古屋市及び名古屋港管理組合)で897点の水準測量並びに37カ所の地盤沈下観測所で地下水位を観測しており、市内では15水準点で水準測量並びに2カ所の地盤沈下観測所で地下水位の観測を行っています。また市内2カ所の既設井戸について動・静水位の観測も行っています。
平成16年度の西三河地域の状況は、年間1cm以上沈下した水準点は観測されませんでした。また、観測井の地下水位は前年と比較すると、平均0.03m上昇しました。
過去に矢作古川の河口部の吉良町を中心に西尾市、一色町の一部で緩やかな沈下傾向が見られていましたが、最近では沈静化の傾向を示しています。岡崎市内においては沈下の傾向は見られていません。