Q.悠紀斎田お田植えまつりについて知りたい。
回答
大正4年(1915年)大正天皇即位の大嘗祭(稲の収穫を祝い次年の豊作を祈願する祭儀)を行うにあたり、これに用いる新米をつくる斎田として、京都を中心とした東日本を悠紀の地方、西日本を主基の地方と定め、それぞれの斎田指定地として、岡崎市中島町(旧碧海郡六ツ美村大字下中島字上丸ノ内)の4反歩(3,960平方メートル)と香川県綾歌郡綾上町(旧綾歌郡山田村)の4反4畝が選ばれました。この時、六ツ美村民はもとより愛知県民あげて協賛し、4月23日播種(たねまき)、6月5日田植え、9月25日刈り取りを行い、10月16日新穀(白米1石=150kg)を無事供納し大任を終えました。
この村人達の奉仕の記録は、毎年6月第1日曜日の「お田植えまつり」として伝承されています。
関連リンク
- 大嘗祭悠紀斎田お田植えまつり/岡崎市観光協会(新しいウィンドウで開きます)
- 六ツ美歴史民俗資料室/社会教育課(新しいウィンドウで開きます)