開催予定の展覧会「琉球の美」

最終更新日平成31年4月17日ページID 023824

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開催予定の展覧会 

特別企画展 「琉球の美」

 会期:平成31(2019)年6月1日(土曜日)から7月15日(月曜日・祝日)

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国宝の琉球国王尚家関係資料を特別出品!期間限定の展示品もあります。

 東シナ海に位置する琉球は国際交易の拠点として栄え、海を介してもたらされる異文化を取り込みながら、独自の文化を醸成していきました。そうした国際性や文化交流は、琉球で発展を遂げた工芸品にも大きな影響を与えました。本展では、「国宝 琉球国王尚家関係資料」をはじめ、沖縄県内の美術館・博物館が所蔵する琉球漆器の優品と、日本有数のコレクションを誇る松坂屋の紅型(びんがた)衣裳をとおして、琉球の自然と歴史の中で生み出された美と文化の粋を紹介します。
 琉球漆器や琉球特有の染色品である紅型は、文様や技法に中国・日本などの影響が明確に見てとれます。また琉球王国内の状況や国際情勢に応じて、様式の変化が見られます。しかしどの琉球漆器や紅型を見ても、日本とも中国とも、そして東南アジアとも違う、琉球ならではの美の表現がなされており、もっと言えば現在の私たちが抱く「琉球・沖縄」のイメージにも通じる、華やかで彩りに満ちた美を示しています。これらの工芸品は、琉球王国内はもとより、交易品や献上品として国外に輸出され、諸国で珍重されました。工芸品によって国を彩り、国を富ませていた琉球王国の美を、その色とかたちから見ていきます。
 また本展では、当館所蔵の志賀コレクションの中から、首里城に掲げられていた扁額をあわせてご紹介します。これは岡崎出身の地理学者である志賀重昻が沖縄から持ち帰ったもので、太平洋戦争の戦禍のために灰塵に帰してしまった首里城の歴史を現在に伝える貴重な資料です。
 本展をとおして、彩りに満ちた琉球王国の文化と歴史をご堪能いただけたら幸いです。


   主催:岡崎市美術博物館・中日新聞社

   休館日:毎週月曜日(ただし7月15日は開館)

   開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

   会場:岡崎市美術博物館

   観覧料:一般[高校生以上]1000円(900円)/小中学生500円(450円)

   *( )内は20名以上の団体料金  *未就学児は無料

   *岡崎市内の小中学生は無料(わくわくカードまたは学生証を提示)
   *各種障がい者手帳の交付を受けている方及びその介助者1名は無料
   *展覧会限定フリーパスLimi-pass(リミパス)は1500円で販売

お得な前売りチケットを販売中!

   当館2階のミュージアムショップYAGURAで、お得な前売りチケットを販売しています。
   販売期間:4月13日(土曜日)から5月19日(日曜日)まで

  • オリジナルグッズと前売りチケットセット 数量限定販売 1800円 売り切れ次第終了
    人間国宝・芹沢銈介に師事し技を磨いた染色家、山内武志氏が自ら染めた紅型模様の手ぬぐいをセットにした、お得な前売りチケットを販売します。手ぬぐい(販売価格1600円)とチケット(一般1000円)のところ、特別価格1800円です。
  • 前売りチケットのみ 800円 

展示構成

  1. 万国のかけ橋
    古来より海を介して世界とつながっていた琉球は、異国の文化を取り込み昇華させて、固有の文化を深化させてきました。その琉球を1470年から1879年まで統治した尚王家が有していた美術工芸品は、琉球王国の美と交流の様子を示しています。本章では「国宝 琉球国王尚家関係資料」をはじめとする資料から、国際交易の拠点として活躍した琉球のすがたと、琉球で発展した美術工芸品の粋をご紹介します。
  2. 漆器のかたち
    琉球の漆芸は王国内の儀礼や生活に用いられるとともに、献上品・交易品として他国に移出され、琉球王国の発展を支える主要な産業でした。中国からもたらされた多様な技法や意匠を、南方的な美意識に基づき洗練化した琉球漆器は、他国の需要に合わせて様々なかたちを示しています。また漆器製産を管轄した貝摺(かいすり)奉行所(ぶぎょうしょ)の展開に応じて変化が見られるなど、漆器をとおして琉球の地理的特質や歴史が浮かび上がってきます。
    本章では国外の技法や文様を取り入れて発展させ、王国内の需要や周辺諸国の嗜好に応じて生み出された琉球漆器のかたちを、沖縄県内の各機関で所蔵の優品からみていきます。
  3. 紅型の色
    紅型(びんがた)は琉球で独自に発展した染色品です。紅型の染色には中国から輸入された原料が多く使われており、また文様には日本的な意匠が多く見られるなど、ここでも周辺諸国との交流がうかがえます。しかし紅型の華やかな彩色は亜熱帯の強い陽射しに対応したものであり、また紅型に用いられる色や文様は階級によって定められているなど、紅型も気候風土や歴史の中で育まれてきた琉球の美といえます。
    本章では日本有数の質と量を誇る松坂屋コレクションから、紅型の彩りと模様に注目してみていきます。 

関連イベント

会期中、当館学芸員による展示説明会などイベントを予定しております。

 講演会
(1) 「琉球の美~漆と紅型からみえる王国のすがた~(仮称)」

日時/6月1日(土曜日) 午後2時~

講師/宮里正子氏(浦添市美術館館長)

(2) 「沖縄の歴史と国宝・尚家資料について」

日時/6月16日(日曜日)  午後2時~ 
講師/倉成多郎氏(那覇市歴史博物館主任学芸員)

(3) 「志賀重昻が遺した琉球の宝~首里城北殿 扁額高牖延薫(こうゆうえんくん)を中心に~」

日時/7月14日(日曜日)  午後2時~ 
講師/上江洲安亨氏((一財)沖縄美ら島財団 首里城公園管理部首里城事業課 副参事)

※講演会共通
会場/当館1階セミナールーム
定員/先着70名(いずれも当日午後1時30分から整理券配布・開場)、聴講無料

ワークショップ

   ご好評につき定員に達したため申込を締め切りました。

   YAGURA Presents 合羽摺りで文庫本カバーを作ろう

  講師/山内武志氏(山内染色工房)

  日時/6月2日(日曜日) 1.午前10時30分~ 2.午後1時30分~ 全2回開催
  場所/各回開始15分前までに、当館ミュージアムショップYAGURAにお越しください

  定員/各回10名
  参加費/2800円(展覧会チケット・手ぬぐい付き)
  申込先/ミュージアムショップYAGURA 電話番号:0564-83-5952

   4月14日(日曜日)午前10時から店頭・電話にて受付(先着)

ギャラリートーク

日時/6月8日(土曜日)、6月22日(土曜日)、7月15日(月曜日・祝日) 午後2時~
担当/当館学芸員
会場/当館1階展示室
参加費/無料(ただし、当日の観覧チケットが必要です。)

中総ガーデンフェア

ガーデニング専門店が当館周辺に集結する2日間です!
日時/6月7日(金)・8日(土) 午前10時~午後3時(少雨決行)
場所/当館前《風の道》
主催/岡崎市・一般社団法人岡崎パブリックサービス

詳細は岡崎中央総合公園ホームページ(新しいウィンドウで開きます)でご案内します

海風フェア

エイサーの公演や琉球衣裳の着付け体験など開催!
日時/7月7日(日)
場所/当館周辺
詳細は当館ホームページで別途ご案内します

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00~17:00(最終の入場は16時30分まで)