過去の展覧会 アラビアンナイト大博覧会

企画展

アラビアンナイト大博覧会
平成18年4月8日(土曜日)から5月28日(日曜日)

開館時間

10時から17時(入館は16時30分まで)

観覧料

一般：1000円(800円)
小中学生：500円(400円)

休館日

月曜日

主催

岡崎市・国立民族学博物館

協力

財団法人 千里文化財団

『アラビアンナイト』がフランス人東洋学者アントワーヌ・ガランによって初めてヨーロッパに紹介されてから、2004年で300年を迎えました。そもそもアラビアンナイトとは何でしょう？アラジン、アリババ、シンドバードなどが活躍する物語は、書籍やアニメ映画などで広く知られていますが、千と一夜にわたって美姫シェヘラザードが語る膨大な物語の起源と、それが世界的に語られるようになった過程はあまり知られていないのではないでしょうか。
本展では、アラビアンナイト成立の謎に迫る文献の紹介に始まり、遊牧民のくらしや女性の衣装・ベリーダンス・楽器・アラビア文字などの具体的な資料を通して中東イスラム世界の文化とそのイメージの変容、さらに美術作品や映画・アニメなどかたちを変えながら現代に広がるアラビアンナイト・ファンタジーの可能性に注目した展示で、物語世界の魅力に迫ります。

講演会

4月16日(日曜日)西尾哲夫氏「アラビアンナイトと日本人の中東世界イメージ～江戸時代からイラク戦争まで」
4月23日(日曜日)山中由里子氏「シェヘラザードが語るもの―中東における物語の伝統とアラビアンナイト」

公演会

5月14日(日曜日)水野信男氏「アラビアンナイトの音楽」
出演 ル・クラブ・バシュラフ
5月21日(日曜日)西尾哲夫氏「現代ベリーダンス事情―踊りのなかの文化交流」
出演 ロータス＆サマーラ・ダンス・グループ