過去の展覧会 石山寺の美―観音・紫式部・源氏物語―

最終更新日平成25年11月28日ページID 014303

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企画展

石山寺の美チラシ

石山寺の美 ―観音・紫式部・源氏物語―
平成20年10月11日(土曜日)から11月16日(日曜日)

開館時間

10時から17時

観覧料

一般:1000円(団体料金:800円)
小中学生:500円(団体料金:400円)

休館日

月曜日(但し10月13日,11月3日は開館・10月14日,11月4日は休館)

主催

岡崎市美術博物館・中日新聞社・大本山石山寺

山紫水明の地、近江にある石山寺は、西国三十三巡礼の札所である観音菩薩の霊場として古くから人々の信仰を集めているとともに、『源氏物語』の着想を得たと伝えられる紫式部ゆかりの寺として広く知られている名刹です。奈良時代、石山寺の造営は国の一大事業として行なわれ、平城京の倍都、保良宮を鎮護する官の寺として発展したと考えられています。平安時代に入ると真言教学の学問の寺院となり、その教えを受け継いだ学統が後世まで隆盛したことから、それを物語る文化財が現在まで伝わっています。
このたび当館では、石山寺に伝わる《石山寺縁起絵巻》をはじめ仏像、仏画や、聖教類の名品を一堂に集めて展示する機会に恵まれました。また今年は『源氏物語』が誕生して一千年という記念の年となるため、同寺が所蔵する江戸から近代に至る源氏物語を主題にした絵画・工芸品を合わせて紹介いたします。この機会に、国宝・重要文化財を含む石山寺の至宝によりその歴史とともに時代を越えて人々を魅了してきた源氏絵の世界を是非御覧ください。

講演会

10月12日(日曜日)当館館長芳賀徹「源氏物語における愛と死の情景」
10月19日(日曜日)梶谷亮治氏「石山寺縁起絵巻と石山寺の歴史」
11月1日(土曜日)片桐弥生氏「源氏物語の絵画化―石山寺所蔵作品を中心に」

講座

10月25日(土曜日)石川阿季子氏「源氏香体験!」
11月9日(日曜日)小林敬子氏「平安のかさね―草木の精と糸染めと―」

映画上映会

11月2日(日曜日)「源氏物語」1951年 日本 124分(監督:吉村公三郎 監修:谷崎潤一郎 出演:長谷川一夫)
11月3日(月曜日・祝日)「千年の恋 ひかる源氏物語」2001年 日本 143分(監督:堀川とんこう 出演:吉永小百合、天海祐希)

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)