岡崎市の森林
岡崎市の森林について
平成18年1月1日の額田町との合併により、岡崎市の総面積38,724ヘクタールのうち国有林が362ヘクタール、民有林が22,672ヘクタールあり、総森林面積は23,033ヘクタールで市域の約60%を占めることとなりました。「豊かな緑に囲まれている」という印象の一方、間伐等の森林整備の必要な林分が多くなっており、このため、適切な間伐等を実施し、矢作川水系の重要な水源地域としての森林を有する木材等の生産機能及び公益的機能との調和に配慮し、立地条件に即した施業により健全な森林づくりを実施することが課題となってい ます。しかしながら、林業生産活動は、木材需要の停滞や山林所有者の高齢化が進み、作業効率の低下をきたし、放置林の拡大が進んでいるのが現状です。
これらのことから本市では、林業経営コストの低減を図るため、高性能林業機械による搬出や列状間伐講習会などを行っており、また、上下流域連携による森林整備等も積極的に推進してい ます。しかし、林業経営のみで生計を立てている林家は皆無に等しく、ほとんどが農業との兼業経営であり、林業の不安定な就労形態により厳しい状態となってい ます。また、間伐・保育作業の労力軽減のための林道及び作業道を開設し、健全な森林づくりの推進を図っています。
林野火災にご注意下さい
- 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと。
- たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること。
- 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
- たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと。
- 火遊びはしないこと。