市長定例会見(令和5年3月15日開催)
令和5年3月15日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。動画は後日公開予定です。
八丁味噌のGI制度登録について
八丁味噌のふるさとであり、本家本元である岡崎市の八丁味噌が、現在に至っても地理的表示の保護を受けられていないという事実に、寂しさを禁じ得ません。
本市の八丁味噌のGI登録につきましては、市議会と連携して3回にわたり要望書を提出してまいりました。また、昨年12月には八丁味噌製造2社の敷地の町名を、(八帖町から)八丁味噌の文字、「てい」を使用する八丁町に変更・回復いたしました。
今もなお伝統的製法を守り続ける老舗2社の立場や市民の気持ちに寄り添いながら、今後も、発祥の地として「八丁味噌」の名称を変わらず使い続けられるよう、支援してまいります。
「岡崎大河ドラマ館応援隊」の設置について(資料はこちら)
大河ドラマ館がオープンして、約2か月が経ちました。1月8日のパブリックビューイングで本市が相当話題になった効果もあり、まもなく来館者10万人を達成できそうなところまで来ております。
ドラマの舞台は今後、岡崎を離れ、浜松、江戸と移っていくことが予想されますが、引き続き多くのかたにドラマ館へ来ていただくこと、そしてこの機に本市の歴史的魅力を広く発信し、本市のファンを増やすこと、大河ドラマ終了後も本市に興味を持ち続けていただけること、これらを進めていくために、このたび、「岡崎大河ドラマ館応援隊」を組織することといたしました。
応援隊のメンバーには、一定数以上の歴史愛好家のファンをお持ちのかたや、過去に他のドラマ館でもPR役を務めた経験があるかたにお願いする予定です。
まず、隊員第一弾として、歴史をテーマにした楽曲の配信、ライブ等を行っている女性デュオ「さくらゆき」さんと、平成23年の結成以来、常に岡崎をPRしていただいている「グレート家康公「葵」武将隊」さん、そして、大河ドラマを愛でる会など多彩な歴女活動を展開中のフリーアナウンサー「小川さなえ」さんにお願いします。
3月17日(金曜日)に大河ドラマ館前で委嘱式を行い、以降はご自身のSNSで本市の歴史的な魅力を発信いただくことや、本市が主催するイベントにご参加いただくことなどをお願いする予定です。
今後、さくらゆきさん、グレート家康公「葵」武将隊さん、小川さなえさんの他にもいろいろなかたの力をお借りして、家康公生誕の地であり、若き日に天下統一への礎を築いた、この岡崎を盛り上げてまいりたいと思います。
令和5年4月1日付け人事異動について
令和5年度 組織改正の追加について(資料はこちら)
改正の概要といたしましては、新型コロナウイルスワクチンと、それ以外のワクチン接種を一元的に管理し、接種の推進を図るため、新型コロナウイルスワクチン接種推進室を「ワクチン接種推進室」に変更するとともに、保健予防課の予防接種係の業務を当該室に移管し、「予防接種1係」と「予防接種2係」の2係体制とします。
改正時期は、令和5年4月1日で、追加改正を含めた最終的な部課等の数の増減については、お手元の資料のとおりでございます。
令和5年4月1日付けの人事異動について(資料はこちら)
人事異動の規模としましては、部長級職員11人、担当課長級以上が16人など、合わせて154人が3月末で退職することから、その補充などに伴う総勢897人の異動となりました。
異動に際しては、第7次総合計画の総合政策指針に掲げる本市の将来都市像「一歩先の暮らしで三河を拓く中枢・中核都市おかざき」を実現するため、事務事業を停滞させることなく、さまざまな課題に迅速かつ的確に対応できるよう、機動性や効率性に配慮しました。
また、令和5年度の組織改正では、市民の安全・安心を守るための施策を継続しつつ、行政を取り巻く環境の目まぐるしい変化や、多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応し、着実に成果をあげられるよう、限られた行政資源を最大限に活用し、簡素で効率的な体制づくりを行うことを基本的な考えとして実施いたしました。
具体的には、「スマートでスリムな行政運営体制の構築」のため、スケールメリットを生かした組織運営を行い、少人数係の業務の統廃合等による係の統合等の推進、職員のワークライフバランスを考慮した係の構築を図っております。
また、女性職員の登用につきましては、部長に次ぐ次長級に2名、課長級に5名、副課長となる主幹級に4名を昇任させております。
全体的には、副主幹級以上の管理職において、女性が占める割合は昨年度よりも向上し29.5%となっております。
岡崎市監査委員の選任について(資料はこちら)
岡崎市副市長の選任について(資料はこちら)
山本公徳副市長が、令和5年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任といたしまして、引き続き、山本公徳氏を選任する議案を、市議会定例会の最終日、3月22日に同意議案として提出させていただきます。
岡崎市水道事業及び下水道事業管理者の任命について(資料はこちら)
伊藤茂管理者が、令和5年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任といたしまして、引き続き、伊藤茂氏を任命することといたしました。
人事異動の概要(総務部長説明)
令和5年4月1 日付け人事異動の概要につきまして、お配りいたしました「令和5年4月1日付け人事異動の概要」に沿ってご説明させていただきます。
まず、1の(1)人事異動の規模でございますが、今回は、昨年度と比べて74人多い897人となっておりますが、これは、福祉部、保健部及び環境部において業務の応援体制を構築するために行っていた兼務発令の解除に伴う60人を含んでおり、これを差し引きしますと実質14人増の837人であり、例年並みの人事異動の規模となっております。
(2)の3月末の退職者は、部長級11 人を始めとした154人で、昨年と比較して1人減少しています。
(3)の新規採用者は221人で、昨年と比較して26人の増加です。
次に、2の人事異動の特色でございます。
(1)の組織改正でございますが、先ほど市長が申し上げましたとおり、市民の安全・安心を守るための施策を継続しつつ、行政を取り巻く環境の目まぐるしい変化や、多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応し、着実に成果をあげられるよう、限られた行政資源を最大限に活用し、簡素で効率的な体制づくりを行うことを基本的な考え方として組織改正を行っております。そして、この改正に沿った人員配置を行っています。なお、組織改正の主な内容は、昨年11月に発表済みの内容と、冒頭で市長がご説明いたしました追加組織改正の内容のとおりですので、具体的な説明は、省略させていただきます。
続きまして、(2)の人員配置についての、「ア」でございますが、事務事業が専門性を増す傾向にあることから、人事異動による事業の停滞を最小限に抑えるため、職員個々の知識・経験や意欲を重視した適材適所の人員配置を行っております。
次に「イ」ですが、役職者数については、部長級の増減はありませんでしたが、次長級は4人減少し、課長級は1人増加となりました。
「ウ」及び「エ」についてですが、役職者への登用は、知識・経験を重視しつつ、能力・業績に基づいた人事評価の結果も踏まえて行っています。
女性管理職につきましては、先程の市長の説明のとおりでございますが、保育職も含めた副主幹級以上の管理職員は2人増加し、女性の割合は29.5%と上昇しています。
「オ」でございますが、一般職員の異動については、職員の希望を尊重しつつ、専門性の高い福祉や税部門では担当職員の養成に努める一方で、概ね5年程度同一職場に在籍した者を優先的に配置換えしております。
「カ」ですが、行政のデジタル化の推進やゼロカーボンシティの推進など、本市における重要な政策課題に係る専門的な知識・技術の習得のため、昨年度に引き続きデジタル庁及び環境省に、それぞれ1人ずつ研修派遣を行います。
「キ」ですが、岡崎市職員の公益的法人等への派遣に関する条例に基づいて、新たに社会福祉法人「むつみ会」へ14人の職員派遣を行います。
次に、(3)の再任用職員の活用についてであります。
定年退職後の職員で再任用する者は、224人となる予定でございます。配置につきましては、退職前の経験や能力を活用できるよう努めております。なお、令和4年度に部の主要課題を専門的に処理させるために、園長級以外では初めて、部長級経験者を「専門監」として副主幹級の管理職に登用し、総合政策部、経済振興部及び土木建設部に配置しましたが、令和5年度は、新たに社会文化部及び都市基盤部に専門監を配置しました。
次に、3 ページ(4)の職員数についてであります。
職員数は、定員適正化計画に基づいて進めておりますが、市民生活に密接に関連した保育職、医療職、消防職といった職種は、必要なサービスの提供が可能となる人員確保に努めています。その結果、全体の職員数といたしましては、昨年度よりも35人多い3,937人になる見込こみでございます。
おめくりいただきまして4ページ以降には、その他、数値的な資料として、参考資料を付けさせていただきました。
「1」の異動者数は、病院医療職の異動を除く、一般、保育、消防の合計897人の内訳です。
次に、「2」の役職者数の推移でございますが、令和4年度より若干少ない323人となる予定でございます。
「3」の(1)は、昇任者数の職種別の内訳であります。
5ページ、(2)の昇任年齢ですが、各職階の最も若い昇任年齢は、昨年と比べ、部長級では2歳若い職員の登用を行いました。
「4」は女性職員の登用状況、「6」は任期付職員の任用状況、「7」は全体の職員数についての内訳、数値であります。