新型コロナウイルスワクチンの有効期限の取り扱いについて
新型コロナウイルスワクチンの有効期限の取り扱いについて
ワクチンの有効期間は当該ワクチンを製造・販売する企業において収集された、一定期間保存した後の品質に関するデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。このため、一度有効期間を設定した後であっても、そうしたデータに基づき、薬事上の手続きを経て、有効期間が延長されることがあります。
これらの薬事上の手続きを経て、令和4年12月16日現在、ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、1価:起源株)の有効期間は15カ月、ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)・ ファイザー社製ワクチン(5~11歳用)・ファイザー社製ワクチン(6カ月~4歳用)の有効期間は18カ月及びモデルナ社製ワクチンの有効期間は9カ月となりました。
一方で、延長前の有効期間等を前提とした有効期限(最終有効年月日)が印字されているバイアルも、現在、流通し、使用されているところです。
新型コロナウイルスワクチンは、貴重なワクチンであり、これを無駄にせず、有効に活用する観点から、このようなバイアルについては、延長後の有効期限を前提として取り扱って差しつかえないこととされています。
それぞれのワクチンに関する有効期間の具体的な取扱いは、次のとおりです(以下、厚生労働省の通知文からの引用)。
ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、1価:起源株)について
ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、1価:起源株)については、薬事上の手続きを経て、-90度~-60度で保存する場合の有効期間が、令和3年(2021年)9月10日に「6カ月」から「9カ月」に、令和4年(2022年)4月22日に「9カ月」から「12カ月」に、令和4年(2022年)8月19日に「12カ月」から「15カ月」に延長されました。
他方、こちら の表中に記載されている製造番号のバイアルは、有効期間が6か月または9か月であるという前提で有効期限が印字されています。
これらのワクチンについては、ワクチンの有効活用の観点から、下記の「接種に活用して差しつかえない期限」まで使用することが可能です。
岡崎市における対象のファイザー社製ワクチン(12歳以上用、1価:起源株)
製造番号シールのイメージ | |||
---|---|---|---|
![]() ※当シールには最終有効年月日の記載がないため下記をご参照ください。 |
|||
【1】:対象の製造番号 | 印字されている有効期限 | 接種に活用して 差し支えない期限 (有効期間15カ月を前提) |
|
FN9605 | 2022/8/31 | ➡ | 2023/2/28 |
FR1790 | |||
FT9319 | 2022/9/30 | ➡ | 2023/3/31 |
FW0547 |
ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)について
ファイザー社製ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)については、薬事上の手続きを経て、-90度~-60度で保存する場合の有効期間が、令和4年(2022年)12月15日に「12カ月」から「18カ月」に延長されました。
他方、こちら の表中に記載されている製造番号のバイアルは、有効期間が12カ月であるという前提で有効期限が印字されています。
これらのワクチンについては、ワクチン有効活用の観点から、下記の「接種に活用して差し支えない期限」まで使用することが可能です。
岡崎市における対象のファイザー社製ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)
対象の製造番号 | 印字されている有効期限 | 接種に活用して 差し支えない期限 (有効期間18カ月を前提) |
|
---|---|---|---|
GJ1852 | 2023/7/31 | ➡ | 2024/1/31 |
GJ7140 | 2023/8/31 | ➡ | 2024/2/29 |
GL8592 |
ファイザー社製ワクチン(5~11歳用)について
ファイザー社製ワクチン(5~11歳用)については、薬事上の手続きを経て、-90度~-60度で保存する場合の有効期間が、令和4年(2022年)1月21日に「9カ月」となっており、令和4年(2022年)4月22日に更に「9カ月」から「12カ月」に、令和4年12月15日には「12カ月」から「18カ月」へと延長されました。他方、こちら の表中に記載されている製造番号のバイアルは、有効期間が6カ月または9カ月であるという前提で有効期限が印字されています。
これらのワクチンについては、ワクチン有効活用の観点から、下記の「接種に活用して差し支えない期限」まで使用することが可能です。
岡崎市における対象のファイザー社製ワクチン(5~11歳)
対象の製造番号 | 印字されている有効期限 | 接種に活用して 差し支えない期限 (有効期間18カ月を前提) |
|
---|---|---|---|
FN5988 | 2022/4/30 | ➡ | 2023/4/30 |
FP0362 | 2022/5/31 | ➡ | 2023/5/31 |
FR4267 | 2022/8/31 | ➡ | 2023/5/31 |
FW5101 | 2022/9/30 | ➡ | 2023/6/30 |
ファイザー社製ワクチン(6カ月~4歳用)について
ファイザー社製ワクチン(6カ月~4歳用)については、薬事上の手続きを経て、-90度~-60度で保存する場合の有効期間が、令和4年(2022年)12月15日に「12カ月」から「18カ月」へと延長されました。
他方、こちら に表中に記載されている製造番号のバイアルは、有効期間が12カ月であるという前提で有効期限が印字されています。
これらのワクチンについては、ワクチン有効活用の観点から、下記の「接種に活用して差し支えない期限」まで使用することが可能です。
岡崎市における対象のファイザー社製ワクチン(6カ月~4歳用)
対象の製造番号 | 印字されている有効期限 | 接種に活用して 差し支えない期限 (有効期間18カ月を前提) |
|
---|---|---|---|
GE0695 | 2023/4/30 | ➡ | 2023/10/31 |
モデルナ社製ワクチンについて
モデルナ社製ワクチンについては、薬事上の手続きを経て、-15度~-25度で保存する場合の有効期間が、 令和3年(2021年)7月16日には「6カ月」から「7カ月」に、令和3年(2021年)11月12日には「7カ月」から「9カ月」に延長されました。
他方、こちら の表中に記載されている製造番号のバイアルは、有効期間が6か月または7か月であるという前提で有効期限が印字されています。
これらのワクチンについては、ワクチン有効活用の観点から、下記の「接種に活用して差し支えない期限」まで使用することが可能です。
岡崎市における対象のモデルナ社製ワクチン
製造番号シールのイメージ | |||
---|---|---|---|
![]() |
|||
※現在、岡崎市において有効期限が延長されたバイアルの使用はありません。 |
関連資料
PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(新しいウインドウが開き、岡崎市のサイトを離れます)が必要です。