パルスオキシメーターの使い方
パルスオキシメーターの貸出しについて
新型コロナウィルス感染症の陽性が判明したかたで、ご自宅で療養することになった場合、動脈血酸素飽和度(Spo2)を測定する機器(パルスオキシメーター)をお貸ししています。
使用や健康観察時の報告については、保健所の案内に従ってください。
(解説)パルスオキシメーター:血液中の酸素飽和度をはかる機器です。呼吸により体に酸素が十分に取り込めているかどうかの目安となります。
使い方
- いすに座り、数回深呼吸します。
- 電源ボタンを押して、電源を入れます。(写真1)
- クリップ部分をつまんで、指ホルダーを開きます。
- 指ホルダ―に、爪を上向きにして指を入れます。(人差し指、中指、及び薬指のいずれか)(写真2)
- 指を入れて固定すると測り始めます。30秒以上測り続けてください。
- 約30秒後のSpO2 :酸素飽和度の数値を記録します。(SpO2:酸素飽和度、PR:脈拍数)(写真3)
- 測り終わったら、指を外します。
- SpO2 :酸素飽和度の数値が95以下だった場合は、深呼吸して指を変え、もう一度測定してください。
(測定しなおしても数値が95以下の場合は、保健所までご連絡ください。)
写真1 (電源を入れる) 写真2 (指を入れる)
写真3 (Spo2:酸素飽和度を記録する)
機器の種類により、見る向きなどが異なるため、詳しくは「パルスオキシメーターの使い方」を御確認ください。
正しく測定するための注意点
- 腕や指、体を動かしたりせずできるだけ安静にし、呼吸が安定してから測定してください。
- マニキュア(ジェルネイル、つけ爪)を塗っていないこと。また、汚れていない指で測定してください。
- 指先が冷えている場合は、よく温めてから測定してください。
- 日光など、強い光があたらない場所で測定してください。
- センサー部分(光っているところ)に、指が触れるようにつけてください。
- 測定中は、手や体を動かしたり、指を振ったりせず、しゃべらずに静かに呼吸してください。