西三河都市間連携による日本版「首長誓約」
平成27年12月、市民生活や産業活動で関係の深い西三河5市(岡崎市、豊田市、安城市、知立市、みよし市)は、エネルギーの地産地消、温室効果ガスの大幅削減、気候変動などへの適応という課題に対して一体的に取り組むため、連携して「首長誓約」を行いました。
平成31年4月から、岡崎市、豊田市、みよし市の3市で引き続き「首長誓約」に関して取組を進めています。
日本版首長誓約とは
2008年にEUの執行機関である欧州委員会において、EUが掲げるCO2削減目標を上回る目標を都市レベルで設定し、その目標を達成するための計画を策定・実行する取組として、「首長誓約(Covenant of Mayors)」が提案され、現在は、ヨーロッパを中心に54か国約6,500市が参加しています。
日本では、EUの「首長誓約」が目指す温室効果ガスの大幅削減に加え、エネルギーの地産地消、気候変動などへの適応を加えたものを“日本版「首長誓約」として、名古屋大学が認証機関となり、国内の自治体への参加を求め、誓約の“第1号”として岡崎市を始めとする西三河5市(岡崎市、豊田市、安城市、知立市、みよし市)が連携して参加することを決めました。
日本版「首長誓約」の内容
1 次の項目に一体として取り組む。
(1)エネルギーの地産地消
(2)温室効果ガスの大幅削減
(3)気候変動などへの適応
2 (1)~(3)に関する目標(2030年)、具体的な達成方策などに関する持続可能なエネルギーアクションプランを策定する。
3 自治体のネットワークを通じ連携して取り組む
4 岡崎市は平成30年10月1日から、「世界首長誓約/日本」に参加
5 平成31年4月から、岡崎市、豊田市、みよし市で「首長誓約」の取組を引き続き実施
都市間連携による取り組み
首長誓約アクションプラン(PDF形式:2,298KB)(平成29年3月)
取組実績
平成27年度
・首長誓約式(12月)
・西三河首長誓約推進協議会設立総会 (3月)
平成28年度
・西三河首長誓約シンポジウム (3月)
・持続可能なエネルギーアクションプラン策定(3月)
平成29年度以降
西三河都市間連携による取組実施
(備考)2年に1度、協議会で取組実績の確認
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