我が家の住宅防火
早期発見を心がけて適切な行動をしましょう!
住宅火災から大切な家族を守るためには、いくつかの対策が必要です。
いちばん重要なことは、
- 火災を早く見つけること!
- 初期の段階で適切な行動をとること!
となります。
そのために必要な知識と防火・防災機器について知っておきましょう。
- 【住宅用火災警報器について】
- 【住宅用消火器について】
- 【
感震ブレーカーについて(PDF形式 274キロバイト)】「感震ブレーカー普及啓発チラシ」(内閣府・消防庁・経済産業省)
こんろによる火災
調理中は、絶対にその場を離れない、離れるときは必ず火を消しましょう!

【注意点と予防対策】
- 着衣着火に注意
着衣着火とは、こんろの炎が衣服に燃え移ることです。袖口などは、特に注意をはらいましょう。
防炎品であるアームカバーなどを着用すると安心です。
- こんろの周りに可燃物を置かない
こんろ近くに置いてあるふきんに、火が燃え移ってしまうこともあります。
こんろの周りには、可燃物を置かないようにしましょう。
電気器具類による火災
電気器具類(コンセント等)の発熱注意、見えないところで発火することもあります。
【注意点と予防対策】
- コード類の取扱いに注意
許容電流を超えることで発熱・発火するタコ足配線は、火災原因の一つです。
電気器具類等の同時使用に気をつけましょう。
また、コードの上に重いものを乗せると配線に負荷がかかりショートすることも
あるので、気をつけましょう。
- トラッキング現象に注意
コンセントと電気プラグの間にホコリ等が溜まり、湿気が加わるとそれが導線になり電気が流れます。
やがてそこから発火するのが「トラッキング現象」です。
コンセントの周りはこまめに清掃をして、ホコリを溜めないようにしましょう。
たばこによる火災
長い時間かけて火災になるたばこによる火災の怖さを知りましょう。
【注意点と予防対策】
- 寝たばこは絶対にしない
たばこの火がついた布団は、炎をあげないでゆっくりと燃焼を続け、空気の流入などの条件が揃うと、炎を上げて燃え始めます。
布団など可燃物の近くでは、たばこを吸わないようにしましょう。
- たばこの火は必ず消すこと
たばこの火は必ず消しましょう。吸殻は必ず灰皿に入れ、火が消えていることを確認しましょう。
また、家の中で喫煙場所を決めておくことも、たばこによる火災を未然に防ぐ基本的な対策です。
ストーブによる火災
ストーブの周りは、常に警戒、離れるときは必ず火を消しましょう。
【注意点と予防対策】
- 就寝前は必ず電源をオフにしましょう
石油ストーブより、電気ストーブが火災の原因として多いのが実情です。
就寝前は油断せず、必ず電源をオフにする習慣をつけましょう。
- 給油・移動時は特に注意
石油ストーブの場合、火をつけたままの給油や、持ち運びは絶対にしてはいけません。
- ストーブの周りを警戒
スプレー缶などの破裂の危険があるものや、洗濯物や布団などの可燃物は近くに置かないようにしましょう。
放火による火災
「放火されない」「放火させない」「拡大させない」環境をつくりましょう。
【注意点と予防対策】
- 可燃物は放置しない
古紙や段ボールなどを屋外に出しておくと、放火されやすくなります。ゴミ出しの日まで室内で保管しましょう。
- 暗がりを作らない
暗い場所は人目がつかないため、格好の放火場所になってしまいます。照明などをつけ、
明るくすることで放火されにくい環境をつくりましょう。