市長メッセージ 中小企業・勤労者支援センターのリニューアルオープンについて(令和3年4月22日)
市長から中小企業・勤労者支援センターのリニューアルオープンについてお知らせします。
今回は、4月1日、羽根町にリニューアルオープンした「岡崎市中小企業・勤労者支援センター」を紹介いたします。
IOTやビックデータ、AI、ロボットなどの技術革新に伴い、あらゆる産業が大きく、急速に変わりつつある中、岡崎市はデジタル化をはじめ地元企業への支援を行い、新しい価値の創造や、産業イノベーションを喚起・誘導してまいります。このような中で、「岡崎市中小企業・勤労者支援センター」がオープンしました。当センターは、「仕事のしやすい、働き甲斐のある、イノベーション都市 岡崎」を目指しており、地元中小企業と働く人々を応援する拠点として、「本館棟」、「専門実習棟」、「多目的実習棟」の三つの施設があります。
本館棟は、センター事務所のほか、第一教室から第五教室まで五つの教室があり、AI、IOT、ICTなどの各種セミナーを、年間を通して開催します。また、教室は地元企業や市民の皆様が会議や集会にもご利用いただけます。
専門実習棟は、様々な職業訓練の場です。センターに併設している職業訓練法人岡崎技術工学院の生徒も、未来の職人を目指し、日々ここで鍛錬を重ねています。
多目的実習棟は、広さ約1000平方メートル、天井高約10メートルの、体育館のような建物です。フォークリフトなどの車両が侵入でき、様々な実践的な訓練を行えるほか、技能検定などの実技試験会場としても使用されます。また、今回のリニューアルの目玉として、屋内にドローン訓練用安全ネットを設置し、県下最大級、県下初となる公設の屋内ドローン訓練場としての機能を新たに追加しました。既にドローンの操縦体験講座も始まり、多くの方に受講いただいています。今後、ドローンの資格取得のスクールや、ドローンを活用した農業、建設業、用地測量、インフラ点検、災害対応などを学ぶセミナーも順次、開催してまいります。
中小企業・勤労者支援センターは、地元企業の技術革新を応援しながら、未来を担う子どもたちのために「魅力ある仕事づくり」「働き甲斐のあるまち」を目指してまいります。皆様、ぜひご利用ください。