市長メッセージ 「10の寅年ビジョン」について(令和4年1月12日)
市長から「10の寅年ビジョン」についてお知らせします。
岡崎市長の中根康浩です。
2022年が幕を開けました。
「一年の計は元旦にあり」ということで、年始めに目標を掲げたかたもいらっしゃると思います。
今年は寅年。私も1962年生まれの年男です。
本年の市政運営をより良いものにするための具体的な目標「10の寅年ビジョン」を掲げました。
1つ目は「脱炭素の取組み」です。
2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを目指し、自然環境や産業構造などの特性に応じた施策を展開します。
2つ目は「デジタル社会の推進」です。
「おかざきDXビジョン」を策定し、デジタル技術を活用した市民生活の利便性向上に努めます。
3つ目は「『どうする家康』による盛り上げ」です。
大河ドラマ館の整備をはじめ、この機会に「若き家康公の岡崎」を全国へ発信し、地域経済の回復につなげていきます。
4つ目は「犯罪のないまちづくりの推進」です。
先日表明した『子ども・女性・高齢者を犯罪から守るまち岡崎』都市宣言に基づき、取組みを進めます。
5つ目は「とにかく子どもの取組み」です。
30人学級の実現や学校トイレの洋式化、ヤングケアラー問題への対応など、こどもたちの明るい未来に向けて取組みます。
6つ目は「QURUWA戦略における拠点整備の総仕上げ」です。
東岡崎駅の第2期整備とあわせ、これまでの公民連携によるウォーカブルなまちづくりをさらに前へ進めます。
7つ目は「企業立地の推進」です。
民間開発の誘導や、阿知和地区工業団地における誘致など、進出後の支援も含めた企業立地を後押ししていきます。
8つ目は「拠点整備の推進」です。
アウトレットモールの進出計画が進む本宿地区や、市民センター及び給食センター跡地活用を目指す岩津地区、地域と市の協働による課題解決のモデル事業に取り組む矢作地区など、各地域における拠点整備を進めます。
9つ目は「中山間地の支援」です。
アウトドアやレクリエーションの充実、林業の活性化を目指した地域商社の設立など、中山間地域の活性化に取組みます。
最後に「共生社会の推進」です。
全国に先駆けてスタートした福祉総合相談体制により、誰一人取り残されることのない、地域共生社会を実現します。
寅は“決断力と才知”の象徴と言われています。
この「10の寅年ビジョン」に掲げた項目はもちろん、防災対策、渋滞対策を始め、様々な事業につきまして、最善の決断をし、才知を尽くして全力で取り組んでまいります。
もちろん、コロナ対策は引き続き、状況に応じて、全力で取組んでまいります。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。