市長メッセージ 令和4年度予算における新型コロナウイルス対策について(令和4年3月4日)
市長から令和4年度予算における新型コロナウイルス対策についてのお知らせです。
岡崎市長の中根康浩です。
先日、令和4年度の当初予算案を発表いたしました。第6波の収束がいまだに見えない中、令和3年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すため、ワクチンの3回目接種や自宅療養者への支援策などを中心に、対策費を計上しました。
そしてこの度、国の補正予算を受け、約9億円の追加対策を実施することとしました。
今回の追加対策では、まず、ひっ迫する保健所業務の機動力を高めるため、Wi-Fi環境やパソコンの整備とPCR検査装置を購入します。
また、感染対策の強化として、小中学校や保育園・幼稚園、学区こどもの家などのトイレの洋式化及び手洗いの自動水栓化などを実施します。
経済的な支援策として、令和4年度に新生児を迎える世帯や、新小学1年生・新中学1年生、在宅の重度障がい者・要介護者の支援に加え、制度のすき間で支援が行き届いていないAYA世代のがん患者に対する支援を実施してまいります。
事業者向けには、国や県による支援が受けられない、喫茶店など昼間に営業する飲食店等への支援のほか、キャッシュレス決済ポイント還元事業にも引き続き取り組んでまいります。
国による子育て世帯への臨時特別給付金制度に対し、所得制限により対象外となった世帯へも給付すべきとの声も聴かれましたが、私は限られた財源の中で、優先的に手を差し伸べるべき対象を考え、今回のようなターゲットを絞った支援策を行うこととしました。
引き続き、感染対策、経済対策の両輪の対策により、安心で活力ある生活を取り戻せるよう取り組んでまいります。