市長メッセージ 認知症カフェ(オレンジカフェ)について(令和4年7月4日)
岡崎市長の中根康浩です。
こちらは「認知症サポーターキャラバン」のマスコット「ロバ隊長」です。
「ロバのように急がず、一歩一歩進んでいこう!」、「認知症のかたやそのご家族を見守り支え、支援します!」という思いが込められています。
認知症は誰もがかかる可能性のある身近な病気です。2040年には65歳以上の4人に1人が発症すると言われ、多くの人が将来、自分が認知症にならないか、家族が認知症にならないか不安を抱えています。
そこで、今回は「認知症カフェ」についてご紹介します。
先日、市内の商業施設などで毎月開催されている「認知症カフェ」に参加してきました。そこでは、認知症のご本人とその家族、地域の支援者などが集い、お茶をしながら会話を楽しんだり、レクリエーションや体操などをしたりしていました。
参加しやすい身近な場所で、語り合えることは、ご本人にとって、不安や辛さを表現できる場として重要と感じました。
また、ご家族にとっても、認知症サポーターや専門のスタッフが居ることで、介護の正しい知識や関わり方、サービスの相談などができると同時に、つかの間の息抜きにもなっているようでした。
認知症になっても住み慣れた地域で自分らしい生活を送れるよう、ご本人、ご家族、地域の方々の交流の場として、認知症カフェは大切な役割を果たしています。
興味のあるかたは、ぜひご参加ください。
超高齢社会を迎えた今、市ではこれからも認知症施策に力を注いでまいります。困りごとや心配のあるかたは、ご自身やご家族だけで抱え込まず、市役所長寿課、または、お近くの地域包括支援センターにぜひご相談ください。