市長メッセージ おかざき生涯学習手帳について(令和4年8月5日)
岡崎市長の中根康浩です。
こちらは、「おかざき生涯学習手帳」です。
学習というと、習い事や図書館での調べ物などを連想しやすいと思いますが、例えば、料理のレシピを調べたり、大河ドラマを見て日本の歴史を知ったりすることも、学びの一つといえます。
そんな日常にあふれる様々な学びを楽しく続けられることを目的にこの手帳を作成しました。
手帳には、いつ、どこで、何を学んだのかを記録でき、自らの学びを振り返り、評価できるようになっています。
また、巻頭には、学習活動1回につき1枚のシールを貼っていく「学びのマラソン」のページがあり、シールの枚数に応じて奨励品を贈呈するなど、皆さんが充実感や達成感を感じながら、楽しく学び続けられるような仕掛けもあります。
学びというと、学生の時代に苦労したイメージや、最終学歴などに焦点があてられることも多いと思いますが、私は、その人が生涯の中で、その時々に何を、どう学んでいるか、いわば「最新学歴」にこそ、人生の彩りや豊かさが表れると考えています。
障がいのある方々についても、学校卒業後の就労や居場所づくりといったことがクローズアップされがちですが、それぞれが地域の中で、文化・芸術・スポーツといった様々な学びにより、豊かな人生を送ってもらうこともとても大切だと思います。
りぶら講座や市民センターの講座、市職員や私自身が直接出向いて行う出前講座など、市では様々な学習機会の提供に取り組んでいます。
生涯学習手帳とあわせ、皆様の学びにお役立ていただければと思います。
手帳は、図書館交流プラザ及び各市民センターで、無償配布しています。
ぜひご活用ください。