市長メッセージ 大河ドラマ活用の取り組み~どラマチックイヤー~(令和5年1月27日)
岡崎市長の中根康浩です。
2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まりました。 家康公生誕の地・岡崎を全国の皆様に知っていただく絶好のチャンスとなる1年です。
初回放送日には、主演の松本潤さんをはじめ、豪華出演陣が岡崎にお越しいただき、華々しいスタートを切ることができました。
そして、1月21日には岡崎公園内に観光誘客の柱となる「大河ドラマ館」がオープンしました。初日は開館前から350人を超す行列ができるなど、同日リニューアルオープンした岡崎城や観光みやげ店「おかざき屋」とともに、多くの観光客の皆様をお迎えし、大きな賑わいが生まれております。
本市では、この大河ドラマをきっかけとした「with家康公」「after大河」の取り組みを、2023年の柱の一つに位置付け、岡崎の魅力発信と地域経済の活性化に取り組んでまいります。
具体的に力を入れたい7つの項目をご紹介します。
まず、一つ目は、岡崎が家康公と江戸と八丁味噌󠄀のふるさとであることを全世界に発信し、刷り込んでいくことです。
そして、二つ目は、大河ドラマでアップした知名度を活かして経済効果をもたらし、好循環を創出すること。
三つ目は、三河人が開いた江戸のまちのシステムを現代の岡崎に活かし、脱炭素など循環型まちづくりを推進していくこと。
四つ目に、家康公や三河武士、松平家、瀬名姫や於大などの歴史を見つめなおす研究を始めること。
そして、五つ目は、大河ドラマのエンターテイメント性と家康公ゆかりの歴史的側面の両面を活用したコンテンツをつくり、歴史ツーリズムの資源とすること。
六つ目は、家康公と三河武士のふるさとであることを通じ、市民の岡崎愛を高め、自信と誇りを持って活躍できる空気をつくること。
最後の七つ目は、岡崎城の再建など、歴史に学び、岡崎の未来を構想するにあたり、未来の主人公である若者の意見を反映することです。
ドラマの放送開始以降、市民の関心の高まりや、市内事業者による関連商品の開発・販売など、さっそく様々な波及効果が見えてきています。
こうした大河ドラマがもたらす盛り上がりを市民全体で共有し、2023年の岡崎が、人やまちが活気づく1年、まさしく「どラマチックイヤー」となるよう取り組んでまいります。
また、その効果が一過性とならないよう、「after大河」を見据えてしっかりと進めていきたいと考えております。
一緒にわがまち岡崎を盛り上げていきましょう。