Withコロナにおいて安全、安心、快適にイベントを楽しむために、Rally Japan1年前イベントで先進技術を活用した取り組みを行います。
岡崎市は、岡崎スマートコミュニティ推進協議会の会員と連携して先進技術を活用し、スマートなまちづくりに取り組んでいます。
この度、岡崎市と、協議会会員である株式会社日本総合研究所、株式会社デンソー、東京大学先端科学技術センター、西日本電信電話株式会社名古屋支店(NTT西日本)及び日本電気株式会社は、11月21日から開催されるRally Japan1年前イベントに合わせて先進技術を活用し、Withコロナにおいても安全、安心、快適にまちを楽しんでいただくことにつながる実証実験を行います。
また他にも、イベントにおける自動車の混雑状況を把握するため、NTT西日本及び東邦ガス株式会社と連携し、東邦ガスが実施している駐車場シェアリングサービスをはじめとして、会場周辺である乙川リバーフロント地区内の駐車場満空情報をWEB上で配信いたします。
1 取り組み背景
協議会は、昨年度、国土交通省「スマートシティモデル事業」において重点事業化促進プロ
ジェクトに選定されて以降、対象区域である乙川リバーフロント地区に人流分析カメラや貸駐
車場の満空状態把握が可能なセンサーの設置を進めてきました。
先行モデルプロジェクトに選定された今年度は更にそれを発展させ、対象地区における多数
の観光客が訪れるイベントを3密の回避など新型コロナウイルス感染症の感染防止をしなが
ら、安全、快適に楽しんでもらうため、群衆誘導にスマート技術を活用した新たな取り組みを
行います。
2 Rally Japan1年前イベントにおける取り組み内容及び各社の役割
⑴ 取組1「センサーによる人流動線データの取得とリアルタイム情報配信実証実験」
イベントのメイン会場の1つとなっている籠田公園及び桜城橋に設置した3D-LiDAR(スリー
ディー・ライダー)センサー(周辺の状況を立体的に把握できるセンサー)によって取得した
人流動線データをリアルタイムで会場内のディスプレイに表示します。密を避け安心してイ
ベントを楽しんでいただくための参考情報として、混雑状況をリアルタイムで配信します。
また人流分析カメラを利用し、今後のイベント開催を検討する情報として、混雑状況のデー
タを取得します。
なお、取得したデータは個人情報に配慮し、個人が特定されないよう映像を記録、表示は
しません。
⑵ 取組2「市内貸駐車場満空情報の配信」
岡崎市内の駐車場の満空情報を事業者からの提供もしくはセンサーからの取得により収
集し、WEB上で閲覧できるようにします。
特にイベントなどの混雑時に、スムーズに空き駐車場を探すことが可能となる他、イベント
周辺道路の混雑緩和が期待されます。 (https://pppark.com/okazaki/riverfront/)
⑶ 取組3「ごみ回収の未来をイメージしたスマートごみ回収実証実験」
イベント時に発生するごみの回収に、センサーを搭載したスマートごみ箱を用いる実証実
験を、協議会の会長である早稲田大学小野田教授の協力のもと実施します。搭載されたセ
ンサーにより、捨てられたごみの種別を把握し、自動で分別・圧縮機能などを備え、ごみ捨
ての効率化につながります。
また、決められたコースを自動で走るコンパクトなごみ回収車を走らせ、ごみ回収を実施し
ます。
3 今後の取り組み
岡崎市は、協議会の会員とともに、今後も市の魅力向上や生活の利便性向上に向けて先進
技術を活用したまちづくりを進めていきます。
関連資料
PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(新しいウインドウが開き、岡崎市のサイトを離れます)が必要です。
お問い合わせ先
担当部署:総合政策部企画課
電話番号:0564-23-6811