岡崎城にオリジナルキャラクターが登場します。
岡崎城では、令和5年1月のリニューアルオープンに向けてオリジナルキャラクターを制作しました。このキャラクター達を活用し、岡崎城を中心に岡崎公園全体をPRしていきます。
1 制作したキャラクター
(1) 岡崎城の守り神 竜神(りゅうじん)ちゃん
岡崎城に伝わる龍神伝説から生まれたキャラクターで、制作したキャラクター達の中で中
心的役割を果たします。宝冠に徳川家の家紋「三つ葉葵」と岡崎市の花である「藤」、衣に
は同じく岡崎市の花であり日本さくら名所100選に選ばれた岡崎公園の「桜」をあしらい、岡
崎らしさを演出しました。
(2) 城主’s(じょうしゅず)
関ケ原の戦いの後、岡崎城に入封した譜代大名四家を、その時代を反映したキャラクタ
ー設定でデザインしました。
ア 前本多くん
岡崎藩初代藩主本多家(康重系)の時代を反映したキャラクターです。
二代康紀の時代には歴代城主の中で唯一戦国時代に大阪冬の陣、夏の陣といった
戦に出陣しており、また、現在の岡崎城のモデルにもなった天守を建て近世岡崎城の
基礎を築いたのもこの時代です。それらのことから、「血気盛んで行動的」なキャラクター
設定にしました。
イ 水野くん
徳川家康公のご生母於大の方の実家である水野家が城主を務めた時代を反映した
キャラクターです。
将軍家の外戚にあたる名門で大家臣団を擁する水野家は、武家屋敷の拡充を図り、
武士と町民の混住を解消するなど、岡崎藩に住む者達の住みよい環境づくりに努めま
した。そのことから、「品よく穏やかな知性派で、人々が賑やかに楽しく暮らす姿を見
るのが喜び」というキャラクター設定にしました。
ウ 松平くん
唯一一代限りの城主なうえ、在任中は老中として江戸にいたため、ほとんど岡崎にい
ませんでした。そのため、岡崎について伝わることは少ないですが、岡崎が水害に襲わ
れた時は幕府に援助を掛け合いました。そのことから、「生真面目で不器用ながらも岡
崎を想う」というキャラクター設定にしました。
エ 後本多くん
本多家(忠勝系)の時代を反映したキャラクターです。
この時代は洪水など自然災害による減収、城郭の修理、宿場負担などで藩財政が窮
乏し、財政改革に取り組むも、物価の高騰や長州出兵、藩主の幕閣参加などにより悪
化するなど、苦労を重ねた時代です。そのため、「度重なる災難に頭を悩ませながらも不
屈の精神で岡崎を守る」というキャラクター設定にしました。
2 キャラクターデザイン
別紙のとおり
キャラクターデザインは、岡崎市出身のイラストレーター柴田ゆう氏に依頼しました。
柴田氏の主な挿画作品は、畠中恵「しゃばけ」シリーズ(新潮社)、松村栄子「粗茶一服」シリ
ーズ(ポプラ社)の他、「笑点暦(令和3年度版~)」(日本テレビ)など。
3 キャラクター活用方法
リニューアルオープンに向けて様々な方法で展開していきますが、まずはリニューアルオー
プンに先行してTwitterを開設し、7月1日(金曜日)から運用をはじめます。Twitterでは、竜神
ちゃんがリニューアルオープンまでの様子をはじめ、岡崎公園全体の紹介をしていきます。
Twitterアカウント名:「岡崎城の守り神 竜神ちゃん」 (@ryujinchan1959)
URL:https://twitter.com/ryujinchan1959
4 企画
岡崎市
岡崎公園指定管理者 一般社団法人岡崎パブリックサービス
電話:(0564)22-2122(岡崎城)
お問い合わせ先
担当部署:社会文化部文化振興課(岡崎城)
電話番号:0564-22-2122