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旧額田郡公会堂(旧郷土館)について知りたい。


最終更新日:平成30年3月30日
ページID:30544
 


旧額田郡公会堂は大正2年に「額田郡公会堂・物産陳列所」として建設され、大正5年岡崎市制の施行に伴って「岡崎市公会堂」と改称し、昭和44年「岡崎市郷土館」に転用されました。岡崎市郷土館では「郷土の歴史」をテーマにした常設・企画展示と、市域の民俗・歴史・考古資料の収集・調査・研究をおこなっていました。
 また、木造平屋建て桟瓦葺きの建物は内部の壁が漆喰塗りの大壁で、本館正面ポーチ上の手摺り飾りや半円形の切妻に施された彫刻、天井四隅の紋様など洋風に見せる工夫が随所になされており、和洋折衷の優雅なつくりになっています。 また、収蔵庫は四ツ葉のクローバー型の花窓で外観を特色づけており、同じ年に建てられた本館とはかなり異なったモチーフになっています。施工はすべて地元の工匠がおこなっており、地方における洋風建造物への当時の取り組み方を示す好例となっています。平成11年に国の重要文化財に指定されました。

【お知らせ】
 建物の耐震補強および経年劣化に対する保存事業のために旧郷土館は平成22年4月1日から閉館しています。
 公共施設の耐震化対策が進むなかで、重要文化財であるため耐震補強工事を行うためには文化財としての保存整備計画を策定の上、文化庁の許可を得て「建造物保存修理事業」として進めていく必要があります。
 建物の耐震補強がされない現状では、万一の大地震が発生した場合、来館者の安全確保が難しいために閉館措置をとりました。 建物内に入っていただくことはできませんが、外観をご覧いただくことは可能です。 


お問い合わせ先
(福祉会館4階) 文化財係
電話:0564-23-6177
ファクス:0564-23-6643
 


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