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西大平藩陣屋について知りたい。


最終更新日:平成30年3月30日
ページID:31767
 


西大平藩陣屋は、大岡越前守忠相が三河の領地を治めるために置いた陣屋です。

 大岡忠相は旗本でしたが、72歳の時に前の将軍吉宗の口添えにより、寛延元年(1748)閏10月1日に三河国宝飯・渥美・額田三郡内で4,080石の領地を加増され、1万石の大名となりました。西大平に陣屋が置かれたのは、東海道筋にあり、江戸との連絡に便利であること、三河の領地が最も多かったことが考えられます。
 しかし、大岡忠相が藩主を務めたのは、わずか3年間で、宝暦元年(1751)には亡くなっています。二代目は忠宣が継ぎ、廃藩置県まで7代にわたって治めました。
 大岡家は、江戸に常駐する定府大名で、参勤交代がなかったため、家臣団の大部分が江戸藩邸に住んでおり、陣屋詰めの家臣は、多い時期でも、郡代1人・郡奉行1人・代官2人・手代3人・郷足軽4、5人程度の少人数でした。
 現在、大平町字西上野地内(男川小学校西)に陣屋跡として整備がされています。 


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