開催中の展覧会「キスリングーエコール・ド・パリの煌き」

最終更新日令和元年7月27日ページID 024041

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開催中の展覧会 

特別企画展 「キスリングーエコール・ド・パリの煌き」

 会期:令和元年7月27日(土曜日)から9月16日(月曜日・祝日)

キスリングーエコール・ド・パリの煌き

エコール・ド・パリを代表する画家・キスリング、12年ぶりの回顧展

 ポーランドに生まれた画家・キスリング(1891-1953)は、第一次大戦前後にパリに集まった芸術家たちによる「エコール・ド・パリ(パリ派)」を代表する作家のひとりです。1910年、印象派やセザンヌに憧れてパリに出たキスリングは、キュビスムやフォーヴィスムなどの新たな絵画運動に触れ、モンマルトルやモンパルナスの地でピカソやモディリアーニ、藤田嗣治ら同時代の芸術家たちと交友を深めながら色彩豊かな独自の画風を切り開いています。その後、エコール・ド・パリの中でも比較的早い段階で成功をおさめ、またその人柄から多くの人々にも慕われました。

 日本で12年ぶりの回顧展として開催される本展では、肖像、花、風景、裸婦、静物などを主題とした名作を一堂に紹介し、キスリングの画業を辿ります。

開催概要

名称:特別企画展「キスリング―エコール・ド・パリの煌き」
会期:2019年7月27日(土曜日)~2019年9月16日(月曜日・祝日)
主催:岡崎市美術博物館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:エールフランス航空
企画協力:株式会社ブレーントラスト
あいちトリエンナーレ2019パートナーシップ事業


開館時間:午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日※ただし8月12日(月曜日・祝日)、9月16日(月曜日・祝日)は開館、8月13日(火曜日)は休館
観覧料:一般[高校生以上]1,000円(900円)/小中学生500円(450円)
*()内は20名以上の団体料金
*未就学児は無料
*岡崎市内の小中学生は無料(わくわくカードまたは学生証を提示)
*各種障がい者手帳の交付を受けている方及びその介助者1名は無料
*展覧会限定フリーパス「Limi-pass(リミパス)」は1,500円

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 みどころ

  1. キスリングの全貌に迫る 
    パリで一世を風靡したエコール・ド・パリの巨匠、12年ぶりの回顧展!
    キスリング(1891─1953)は、100年前のパリで一世を風靡した画家です。ポーランドの古都クラクフに生まれたキスリングは、印象派やセザンヌに憧れて1910年に芸術の都パリに赴きます。キュビスム(立体派)やフォーヴィスム(野獣派)など新しい絵画運動に触れるなか、ピカソや藤田嗣治、モディリアーニらと交友しながら独自のスタイルを模索しました。そして1910年代の後半には、レアリスム(写実主義)に裏打ちされた個性的な作風を築いています。華麗な色彩と滑らかな画肌を駆使したメランコリックな絵画は広く人気を博し、時代の寵児として活躍しました。このたびの展覧会はわが国で12年ぶりとなる回顧展で、パリ市立近代美術館やジュネーヴのプティ・パレ美術館など海外の美術館をはじめ、国内の美術館や個人所蔵の名作の数々が一堂に展示されます。 

  2. エコール・ド・パリ 100年
    1919年、華やかな時代の幕が開く。キスリングのパリ・デビューから百年!
    第一次大戦が終結した翌年の1919年、パリには活気が戻り、多彩な文化が咲き誇る華やかな「狂騒の時代(レ・ザネ・フォル)」の幕が開きます。今からちょうど百年前のことです。この年の秋、キスリングはパリで初めての個展を開いてデビューを果たし、一躍、注目を浴びたのでした。「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた異邦人の芸術家たちは、モンパルナスのカフェに集って芸術談議に花を咲かせ、それぞれに個性豊かな世界を切り開きました。キスリングをはじめモディリアーニやパスキンなど、エコール・ド・パリの芸術家たちの多くはユダヤ系でした。第二次大戦時、キスリングはユダヤ民族を迫害するナチス・ドイツに抵抗運動をして死刑の宣告を受け、戦時中はアメリカへ亡命します。二つの世界大戦に翻弄される激動の時代を力強く生き抜いたキスリングは、戦後、フランスに戻って画家としての人生を全うしました。

  3. 絵画の王道を謳う~人を讃え、花を愛でる~
    美しき女性たち、艶やかな裸婦、可憐な花々、沁みわたる哀感
    キスリングは、肖像画や裸婦画、静物画など西洋絵画の伝統的なジャンルに新しい息吹を与えた画家です。麗しい女性像、艶やかで官能的なヌード、可憐な花々の絵など、魅惑的な絵画世界は華の都パリで喝采を浴び、エコール・ド・パリの芸術家のなかで最も早く成功を収めた画家となりました。ルネサンスやオランダなどの古典絵画に学び、アングルやアンリ・ルソーからも影響を受けたユニークな画風には、自らのルーツである東欧風のエキゾティックな哀感が沁みわたります。

    レモンのある静物、緑の背景
    キスリング
    《レモンのある静物、緑の背景》
    1916年
    プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーヴ
    Petit Palais/Art Modern Foundation, Genève
    サン=トロペでの昼寝(キスリングとルネ)
    キスリング
    《サン=トロペでの昼寝(キスリングとルネ)》
    1916年
    プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーヴ
    Petit Palais/Art Modern Foundation, Genève
    北イタリア、オルタ風景
    キスリング
    《北イタリア、オルタ風景》
    1922年
    プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーヴ
    Petit Palais/Art Modern Foundation, Genève

関連イベント

会期中、当館学芸員による展示説明会などイベントを予定しております。

講演会
「キスリングとエコール・ド・パリの時代」

日時/8月25日(日曜日) 午後2時~

講師/村上哲氏(アートキュレーション代表、日本展統括・監修)

会場/当館1階セミナールーム
定員/先着70名(当日午後1時から整理券配布・開場)、聴講無料

ギャラリートーク

日時/8月12日(月曜日・祝日)、8月17日(土曜日) 各日とも午後2時~
担当/当館学芸員
会場/当館1階展示室
参加費/無料(ただし、当日の観覧チケットが必要です)

コンサート
「キスリングが聴いたパリの調べ」

日時/9月1日(日曜日)午後1時30分~
会場/当館1階セミナールーム
定員/先着70名(当日午後1時から整理券配布・開場)
参加費/無料(ただし当日の観覧チケットが必要です)
出演者
七條めぐみ(ナビゲーター)
神谷舞(ピアノ)
中村由加里(クラリネット)
五十嵐朝子(ヴァイオリン)
演奏曲目
ショパン:夜想曲第2番Op.9-2ほか
協力/岡崎市シビックセンター

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00~17:00(最終の入場は16時30分まで)