開催中の展覧会「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」

最終更新日令和元年11月23日ページID 024662

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開催中の展覧会 

開催中の展覧会「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」

 会期:令和元年11月23日(土曜日・祝日)から令和2年1月13日(月曜日・祝日)

内藤ルネ展チラシ

©R.S.H/RUNE

初出展作品約20点、展示作品約300点 生まれ故郷・岡崎で夢見た回顧展

 キラキラ光る丸く大きな瞳のファッショナブルな少女たち。1950年代半ば以降、日本国中の女性たちを虜にした印象的な少女像は、岡崎出身のマルチクリエイター・内藤ルネ(1932-2007)によって生み出されました。ルネの描く少女像は、戦後民主主義の男女平等の価値観を体現し、受け身ではなく能動的に生きていく活気にあふれた明るい表情でした。それは当時の少女たちに、自由や平等という価値観や、積極的な生き方をヴィヴィッドなビジュアルで提示することになりました。
 創作の原動力は「夢」。ルネは生涯を通じて「夢」をエネルギーに現実のカタチにしてきたのです。
 現代にも脈々と続く「カワイイ」文化の生みの親であり、“Roots of Kawaii”と称されるルネ。本展は、生誕地・岡崎市で初の大規模な回顧展となります。岡崎でのエピソードを掬いながら、貴重な原画・作品と共に人間ルネに迫ります。


中総合パンマルシェ2019
「中総パンマルシェ2019」にあわせて、
11月29日(金曜日)のみ観覧料が
一般400円、小中学生200円の
半額になります!
「中総パンマルシェ2019」詳細はこちら

主  催:岡崎市
共  催:中日新聞社
後  援:NHK名古屋放送局、東海テレビ放送
協  力:イオンモール岡崎、岡崎市観光協会、岡崎パブリックサービス、講談社、光文社、ソリデアワークス、中日本エクシス、NEOPASA岡崎、Peach Aviation、ひまわりや、文化学園、名鉄レストラン、弥生美術館
企画協力:NHKサービスセンター
特別協力:ルネ、リバーストーンホールディングス
開館時間:午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日※ただし1月13日は開館、年末年始(12月28日~1月3日)

会場:岡崎市美術博物館

観覧料:一般[高校生以上]800円(700円)/小中学生400円(350円)

*(  )内は20名以上の団体料金
*未就学児は無料
*岡崎市内の小中学生は無料(わくわくカードまたは学生証を提示)
*各種障がい者手帳の交付を受けている方及びその介助者1名は無料
*展覧会限定フリーパスLimi-pass(リミパス)は1,200円で販売

お得な割引観覧券を販売します!

一般(高校生以上) 800円のところ、700円で販売いたします。
展覧会会期中、お得な割引観覧券を市内施設で販売いたします。こちらで購入いただいたチケットをご持参いただくと、チケット売り場に並ばずにそのまま展示室へご入場いただけます。
販売期間、窓口は下記のとおりです。

販売施設 窓口 販売期間 窓口営業時間 電話番号

岡崎中央総合公園

総合体育館

受付窓口 11/23~1/13 9:00~21:00 0564-25-7887
奥殿陣屋 書院 11/23~1/13 9:30~16:30 0564-45-7230
岡崎市民会館 受付窓口 11/23~1/13 8:30~16:30 0564-21-9121
竜美丘会館 受付窓口 11/23~1/13 8:30~18:30 0564-24-3951
道の駅藤川宿 キラリコーナー 11/23~1/13 9:00~17:00 0564-66-6031
岡崎城 受付窓口 11/23~1/13 9:00~17:00 0564-22-2122
三河武士のやかた家康館 受付窓口 11/23~1/13 9:00~17:00 0564-24-2204

※展覧会会期中にいつでもご利用いただけます。(チケット1枚につき1回限り)
※小中学生の当日割引券の取り扱いはございません。
※他の割引との併用はできません。
※販売期間のうち、各施設の休館日は除きます。

展示構成

  • 第1章 夢のすべてはここから始まった!
    内藤ルネ(本名:内藤功)は、1932(昭和7)年、愛知県岡崎市に生まれました。幼い頃からお絵かきやお人形遊びが大好きでした。国民学校5年生の頃、イラストレーターである中原淳一(1913~1983)が描いた『少女の友』の口絵に影響され、中原あてに手紙や絵を送り続けます。その後、中原から上京を促す手紙が届き、イラストレーター・内藤ルネの扉が開かれることになりました。
  • 第2章 少女たちの夢 ルネガール誕生
    1951年、ルネが19歳のとき、中原が主宰するひまわり社に入社します。最初は編集アシスタントなどの雑用を担当していましたが、1953年『それいゆジュニア号』でイラストが採用され、“内藤瑠根”でデビューします。1954年に刊行された若者向けの雑誌『ジュニアそれいゆ』では、掲載イラストのほかに、手芸、人形、インテリアのコーナーを担当し、独自の視点でエッセイなども発表しました。
ときめき
内藤ルネ ≪ときめき≫(『ジュニアそれいゆ』第33号表紙復刻原画) 2017年 株式会社ルネ蔵 ©R.S.H/RUNE
  • 第3章 恋する女性たち 美の集大成へ
    内藤ルネは74歳で亡くなるまで、精力的に女性像を描き続けました。ルネの描く女性たちのモチーフは多種にわたりますが、特にルネが愛してやまないフランス映画に登場する女優像が特徴的です。またルネは素朴派の画家であるアンリ・ルソー(フランス、1844~1910)の作風に強く惹かれていたそうです。ロマンティックで夢幻的、抒情的な女性像を描いた作品も多く、画風については1960年半ばから変化して、どことなくけだるい表情と耽美的な感情を漂わせている作風も多く残しています。 
ピンクの少女像
内藤ルネ ≪ピンクの少女像≫ 1959年 弥生美術館蔵 ©R.S.H/RUNE
  • 第4章 ルネの中の妖精たち 夢をカタチに
    内藤ルネの活動は果てしなくあらゆる分野に広がっていきました。少女のイラストのみならず、医療用戸棚を白く塗り替えた飾棚などの白い家具、流行を生み出したファッションの提案、一世を風靡した世界で初めてのパンダキャラクター、いちご柄を中心にしたフルーツや野菜や動物などのモチーフは数多く商品化されました。特に世界ではじめてイラスト、キャラクター化された「ルネパンダ」はセンセーショナルなブームを巻き起こし、以後のパンダグッズに大きな影響を与え続けたのです。ルネは、あらゆるものに「カワイイ」を見い出しています。
  • 第5章 魔女の独り言 ルネの苦悩
    内藤ルネはもうひとつの世界観を持っていました。それは1960年代中頃からの、妖艶な魔女や恋する女性を主人公にした物語や絵で表現される幻想的で耽美な女性像でした。色鉛筆やパステルを使用して、女性の作品や憂いを秘めた抒情的な表現的な女性の作品も数多く残されています。
    また1971年に創刊した日本初の男性同性愛者を対象とした雑誌『薔薇族』(第二書房)に自分好みの青年を描き続けました。度重なる逆境にもまけず、いつの時代にも愛をこめて、夢や希望を与えることを夢見てきた一生涯でした。
眠り
内藤ルネ ≪眠り≫ 株式会社ルネ蔵 ©R.S.H/RUNE
  • 第6章 夢は時間を超えて ルネブーム再燃
    2002年に東京・弥生美術館で本格的な回顧展が実施され、記録的な動員数を記録しました。この頃をきっかけに、ルネブームが再燃しました。数々のオマージュ商品やイベントが実施され、当時を懐かしむオールドファンのみならず、ルネ世代から離れた、若い女性までもが夢中になっています。さらに、近年ではさまざまな業界でのコラボレーションや、多様なメーカーによる商品展開で大好評を得るなど、世界的にも注目を集めています。その活躍ぶりを紹介いたします。
ジャスティン―私の人形―
内藤ルネ ≪ジャスティン―私の人形―≫ 2001年 株式会社ルネ蔵 ©R.S.H/RUNE
地元ならでは!岡崎ゆかりのエピソードも紹介!

岡崎市羽根町出身の内藤ルネ(本名:内藤功(いさお))。岡崎市岡崎国民学校(現・岡崎小学校)時代には、仲良しの友達と放課後に遊んだことをルネ本人も書籍に記しています。「イーちゃん」の愛称で親しまれ、美しいものが大好きで心やさしい子どもだったというルネ。おままごとをして遊んだという小学校時代の同級生たちとは、著名になった後もあたたかな交流を続けました。本展覧会では、地元岡崎ならではの交流のあった人々から当時のエピソードや直筆の手紙、当時の写真、プレゼントされた人形など可能な限り聞き取り調査を行った成果もご紹介します。

岡崎市岡崎尋常高等小学校2年生集合写真
岡崎市岡崎尋常高等小学校2年生集合写真 1940年撮影 個人蔵
RUNE PANDA 置物(箱に直筆サイン入り)
RUNE PANDA 置物(箱に直筆サイン入り) 個人蔵

内藤ルネ(1932~2007)プロフィール

1932年、岡崎市生まれ。1951年、中原淳一が主催するひまわり社に入社し、『ジュニアそれいゆ』を中心に多くの雑誌でイラストレーターとして活躍。
1960年代以降は自身の描いたキャラクターをデザインしたファンシーグッズも手がけ、手芸やインテリアの提案をしたり、自由な発想で写真やエッセイも連載したりした。2002年に弥生美術館(東京)で初の回顧展を開催し、再び脚光を浴びる。2007年、惜しまれつつ永眠。享年74歳。近年も広い世代に多くのファンを持つ。

関連イベント

会期中、イベントを予定しております。

 講演会
(1) 「日本のkawaiiはルネから始まった」 (※演題が変更になりました)

日時/令和元年11月30日(土曜日) 午後2時~
講師/中村圭子氏(弥生美術館 学芸員)

(2) 「内藤ルネと性的マイノリティーの歴史」

日時/令和元年12月8日(日曜日)  午後2時~ 
講師/笹井孝介氏(NHK制作局 ディレクター)

※講演会共通

会場/当館1階セミナールーム
定員/先着70名(いずれも当日午後1時30分から整理券配布・開場)、聴講無料
※整理券配布時間について、当初、チラシ等では午後1時からでご案内しておりましたが、都合により午後1時30分からの配布に変更いたします。

ルネ❤ぬりえ

会期中、どなたでもお楽しみいただけます。

Marchè RUNE

ルネグッズ販売コーナー

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00~17:00(最終の入場は16時30分まで)