過去の展覧会 チベットの至宝―曼荼羅の心と天空の世界―

特別企画展

チベットの至宝―曼荼羅の心と天空の世界―
平成9年11月1日（土曜日）から平成10年1月18日（日曜日）

開館時間

10時から18時（入館は17時30分まで）

観覧料

一般：800円（前売・団体料金：600円）
小中学生：400円（前売・団体料金：300円）

休館日

月曜日・12月28日から1月3日

主催

岡崎市

　密教の信仰が現在も生きたかたちで伝えられているのは、日本とチベットだけです。7世紀にインドからチベットに伝えられた密教は、土着のボン教を吸収し、その基礎を築きました。インドの後期密教の要素が強いチベット密教と中期密教を基とする日本の密教とは、ルーツを同じくしながら全く独自の発展を遂げています。
本展では、種智院大学教授北村太道氏が、専門の密教学の立場から30年にわたり精力的に収集された500点あまりの秘仏・資料を展示いたします。
この機会に「聖なる美術」と呼ばれる洗練されたチベット美術の神髄に触れていただければ幸いです。

連続講演会

北村太道氏

• 平成9年11月16日（日曜日）「チベット密教美術と心」
• 平成9年12月 7日（日曜日）「曼荼羅と仏像、その芸術」
• 平成10年1月11日（日曜日）「天空のチベットと寺院」