過去の展覧会 はるかなる1000年の歴史 平戸・松浦家名宝展

最終更新日平成25年11月29日ページID 014244

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企画展

はるかなる1000年の歴史 平戸・松浦家名宝展ポスター

はるかなる1000年の歴史 平戸・松浦家名宝展
平成12年12月9日(土曜日)から平成13年2月4日(日曜日)

開館時間

10時から18時(入館は17時30分まで)

観覧料

一般:800円(前売・団体料金:600円)
小学生・中学生:400円(前売・団体料金:300円)

休館日

月曜日(1月8日は開館・1月9日休館)
12月28日から1月3日

主催

岡崎市・松浦史料博物館・朝日新聞社

後援

愛知県教育委員会

九州の西北端、古くから海外交通の要地として栄えた長崎県平戸に続く松浦家。その歴史は遠く平安時代に遡り、祖先は「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルとされる源融と伝えられています。松浦一族が九州・肥前の地に拠点を築いたのは約900年前、以来、地の利を生かして中国・朝鮮等と交易し、また源平の合戦、元寇、南北朝の動乱などでは有名な「松浦水軍」を率いて活躍、その勇名を国内外に轟かせました。
また近世初期には、それまでに培われた国際感覚を生かして西欧諸国と貿易を行いました。平戸はポルトガルに始まる西欧文化導入の最初の窓口となり、名実ともに「西の都」として繁栄を極めました。
本展は、松浦史料博物館の収蔵品を中心に、松浦家ゆかりの名品147件が平戸以外の地で一堂に公開される初めての展覧会です。激しい時代の流れに翻弄されながらも、時勢に巧みに対応することで絶えることなく史上にその名を刻んできた松浦氏。その築いた独自の文化と、波瀾に満ちた千年余の歴史を紹介します。

講演会

平成12年12月23日(土曜日) 山本博文氏「徳川幕府と平戸蘭英商館」

シンポジウム

平成13年1月21日(日曜日)
共通演題「新たな家康像を探る―西国大名からみた徳川氏―」
個別報告 新行紀一氏「徳川創業史と外様大名―甲子夜話を中心に」
奥田敏春氏「対戦相手からみた家康」
長屋隆幸氏「近世初期の大名家臣団―平戸武士と三河武士の相違と共通性―」
当館学芸員浦野加穂子「平戸松浦氏と豊臣・徳川政権―政権移行をめぐるその動向―」

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)