過去の展覧会 荻太郎・中根寛二人展

企画展

荻太郎・中根寛二人展
平成13年4月28日(土曜日)から6月10日(日曜日)

開館時間

4月・5月:10時から18時(入館は17時30分まで)
6月:10時から19時(入館は18時30分まで)

観覧料

一般：800円(前売・団体料金：600円)
小学生・中学生：400円(前売・団体料金：300円)

休館日

月曜日(4月30日は開館・5月1日は休館)

主催

岡崎市

後援

愛知県教育委員会

荻太郎・中根寛の二人は、ともに岡崎に育ち、美術への志を篤くして上京、東京美術学校へと進み油絵を学びました。荻は、南薫造・猪熊弦一郎に師事、新制作派協会を中心にその後の活動を続け、現在は重鎮として知られています。中根は、安井曾太郎・林武に師事、卒業後母校教官として後進の指導にあたるとともに、グループ展・個展を舞台に発表を続け、美術学部長を勇退後は、画業に専念しています。
堅固な造形に深い内面性を沈潜させた荻、俯瞰により広く清澄な画面を生み出す中根の風景画。両者の作風は大きく異なりますが、そこには共通して人間、あるいは風景に対しての真摯な眼があり、それを表現する技術力・構成力の確かさがあります。
今回の展覧会では、収蔵作品を中心に二人の初期から近年に至る画業をたどります。