過去の展覧会 三河の禅林

最終更新日平成25年11月28日ページID 014311

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企画展

三河の禅林チラシ

三河の禅林―臨済禅と武家の心―
平成21年11月21日(土曜日)から平成22年1月17日(日曜日)

開館時間

10時から17時

観覧料

一般:600円(団体料金:500円)
小中学生:300円(団体料金:200円)
 

休館日

月曜日(但し11月23日,1月11日は開館・11月24日,1月12日は休館)、年末年始(12月28日から1月3日)

主催

岡崎市美術博物館・中日新聞社

達磨を始祖として中国で発展した禅宗は、鎌倉時代に本格的に日本に伝えられました。禅宗は武家政権の篤い支持を得て、なかでも臨済宗は鎌倉、京都そして全国へと広がっていきました。また禅は、日本人の精神に大きな影響を与え、鎌倉から室町時代にかけて多様な文化を生み出しました。
禅は戦に身を投じる武士たちの精神的な支柱として、朝廷貴族の伝統的な文化に対する武士の新たな文化として積極的に受け入れられ、禅宗寺院は異国情緒あふれる禅文化の拠点として栄えました。三河においては、足利一族等の進出にともない、実相寺、天恩寺などの臨済宗寺院が次々と建立されました。これらの寺院は、足利氏・吉良氏・今川氏・徳川氏などの地域の有力武士からの庇護を受け、多くの宝物が奉納されています。
今回の展覧会では、天恩寺、永源寺、実相寺、花岳寺・華蔵寺、長興寺、東観音寺・太平寺などの三河の臨済宗寺院の至宝約100件を一堂に展示します。さらに平成21年4月に発見され話題を呼んだ、天恩寺本尊地蔵菩薩坐像の胎内納入品を初公開し、三河の禅文化の粋をご紹介するとともに、禅宗寺院と武家をめぐる三河の歴史を辿ります。

講演会

12月13日(日曜日)藤田琢司氏「禅の開祖菩提達磨とその造形」
12月20日(日曜日)斎藤夏来氏「三河臨済禅の史料散策」

バスツアー

12月19日(土曜日)「禅の名刹を訪ねる―岡崎・西尾・吉良」

坐禅会

1月10日(日曜日)天恩寺

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)