過去の展覧会 ロシアの夢1917-1937

最終更新日平成25年11月28日ページID 014312

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企画展

ロシアの夢1917-1937チラシ

ロシアの夢1917-1937
平成22年1月30日(土曜日)から3月28日(日曜日)

開館時間

10時から17時

観覧料

一般:1,000円(団体料金:800円)
小中学生:500円(団体料金:400円)
 

休館日

月曜日(但し3月22日は開館,3月23日は休館)

主催

岡崎市美術博物館

後援

ロシア連邦大使館・ロシア連邦文化協力庁

協力

ルフトハンザカーゴAG・ルフトハンザドイツ航空会社

20世紀はじめ、ロシアでは、伝統的な芸術を打ち破ろうとするラディカルな芸術革命が起ります。ウラジーミル・マヤコフスキー、カジミール・マレーヴィチ、ウラジーミル・タトリンらに始まる動きは、1917年のロシア革命を機に新たな局面を迎えます。芸術の革命は、政治の革命に同調し、多くの芸術家が新国家建設の夢に邁進することになるのです。
しかし、スターリン体制が確立され、五カ年計画が始まる1928年以降、芸術家たちは、増産や工業化を訴えるポスターや雑誌、テキスタイルの制作に携わる一方、創造的な活動を厳しく制限されるようになります。そして皮肉にも革命20周年となる1937年、ロシア史上最大の粛清が行われると、以後多くの芸術家がその犠牲となり、アヴァンギャルドの抱いた革命の夢は終わりを迎えたのでした。
本展覧会では、この激動の時代を、ポスターや雑誌、絵本から陶磁器、テキスタイル、舞台美術や建築エスキースなどの多彩な作品と、当時の写真資料を通してご紹介します。

講演会

2月13日(土曜日)永田靖氏「ロシア・アヴァンギャルド演劇の光芒」
2月27日(土曜日)五十殿利治氏「ロシア・アヴァンギャルド受容をめぐって―
「日本に於ける最初のロシア画展」(1920年)から「新ロシア展」(1927年)へ」
3月20日(土曜日)安原雅之氏「ロシア・アヴァンギャルド音楽の盛衰」

ロシア・アニメ映画上映会

2月21日(日曜日)「蛙になったお姫さま」1954年 ソ連 40分(監督:ミハイル・ツェハノフスキー)
3月7日(日曜日)「金の鍵~ブラチーノの冒険」1959年 ソ連 67分(監督:イワン・イワノフ=ワノ)

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)