過去の展覧会 芹沢銈介展
企画展

宗廣コレクション 芹沢銈介展
平成24年2月11日(土曜日)から3月25日(日曜日)
開館時間
10時から17時
観覧料
一般:1,000円(団体料金:800円)
小中学生:500円(団体料金:400円)
休館日
月曜日
主催
岡崎市美術博物館、中日新聞社
静岡市の呉服商の家に生まれた芹沢銈介(明治28年-昭和59年)は、柳宗悦の著作「工芸の道」に深い感銘を受け、また沖縄の伝統的な染色である紅型に強く魅了されると、染色家として民芸運動の道へ進むことを決意します。旅先の風景や日常の暮らしのなかから導き出される形と、それらを模様へと造形化する絶妙な色彩感覚と構成力で、独創的な「型絵染」を考案し、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
染織家であり、自身も民芸の思想に深い共感を寄せる宗廣陽助氏は、芹沢の作品に魅せられ、長年にわたりその蒐集を続けてきました。そのコレクションを占めるのは、屏風や暖簾、着物など、芹沢が下絵制作から染めまでの工程を一貫して手がけた作品と、ガラス絵や板絵などの1点ものの肉筆作品ばかりです。本展では、自身も作り手であり、手仕事を慈しむ宗廣氏の渾身のコレクションを通して、芹沢芸術の魅力と芹沢への深い憧憬と尊敬の念に溢れた所蔵家の思いに触れていただければと思います。
記念講演会
平成24年3月3日(土曜日)宗廣陽助氏「所蔵家が語る芹沢の魅力」
講演会
平成24年2月26日(日曜日)濱田琢司氏「民芸の思想と個人作家―蒐集と創造―」
お問い合わせ先
美術博物館
電話番号 0564-28-5000 | ファクス番号 0564-28-5005
〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)