過去の展覧会 ユーモアと飛躍 そこにふれる

最終更新日平成25年11月29日ページID 015319

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あいちトリエンナーレ2013並行企画事業

「光 陰―ひかり、かげ、とき―」のチラシ画像

ユーモアと飛躍 そこにふれる 

平成25年8月17日(土曜日)から平成25年10月20日(日曜日)

開館時間

10時から17時

観覧料

一般:1000円(団体料金:800円)
小中学生:500円(団体料金:400円)

休館日

月曜日(ただし9月16日(月曜日・祝日)は開館、23日(月・祝)、10月14日(月・祝)は開館、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)は休館

 岡崎市では、2013年8月10日から10月27日まで、「あいちトリエンナーレ2013」のサテライト会場として、中心市街地の空き店舗などを利用した作品展示が行われます。そこで、岡崎市美術博物館では、多くの人が訪れるこのトリエンナーレの期間に合わせて、現代美術を紹介する並行企画展を開催します。


いま美術に取り組む人たちは、何を懸けるように求められているのでしょうか。倫理的使命感を持つこと、社会において具体的なアクションを起こすこと、あるいは人々にとっての記憶装置となるべく作品を作ること。私たちは、何かしらの必然性や目的ありきの活動、答えのある作品を求める傾向にあるようにも思われます。しかし、ともするとこうした求めに対して距離を置いているかのように見える作品が、そのことによってかえって現実社会の枠組みから私たちの思考を大きく飛躍させ、また世界を押し広げてくれるような豊かな力を有することがあります。それは、しばしば、大真面目な態度から生じるユーモアを伴っており、ユーモアを装うことで、軽やかに世界を飛び越え、またぞっとするような世界の深淵に設計していたりします。

本展では、こうした「ユーモア」を軸に、池田晶紀、泉太郎、小林耕平、D.D.(今村哲+染谷亜里可)、長谷川繁、花岡伸宏、八木良太の7組の作家の作品をご紹介します。作家たちの作品を前に、私たちもまた、ユーモアを持ち、受け止める度量が試されるかもしれません。しかし、このユーモアがもたらす笑いと閃き、逡巡と違和の感覚は、世界の広がりと深さを私たちに感じさせ、「ここ」の先にある「そこ」に、私たちを触れさせてくれることと思います。.
 

関連イベント

D.D.による「不合理な一石二鳥のティータイム」

日時:8月21日(水)、8月31日(土)、9月22日(日)、10月14日(月・祝)

いずれも14:00から15:30

池田晶紀×タナカナツキ(マンガ家)ワークショップ「自然とゲームしましょう」

日時:9月8日(日) 10:00から14:00

小林耕平×ゲストによる「ゾ・ン・ビ・タ・ウ・ン」デモンストレーション

8月25日(日) 平倉圭(知覚論・芸術論)

9月15日(日) 榎本俊二(漫画家)

9月21日(土) 仙田学(小説家)

10月5日(土) 神村恵(ダンサー・振付師)・福留麻里(ダンサー)

10月20日(日) core of bells(5人組バンド)

いずれも14:00から16:00

泉太郎パフォーマンス「骨抜きトング」

日時:10月12日(土) 14:00から16:00

作家トーク

8月17日(土)  長谷川繁

9月23日(月・祝)  花岡伸宏

10月13日(日)  八木良太

いずれも14:00から15:30

学芸員によるギャラリートーク

8月18日(日)、9月29日(日) 両日とも14:00から

【関連小展示】

「妄想の空間を連想しよう」

2013年9月10日(火)から10月20日(日)

 

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)