過去の展覧会 ブリューゲルとバロックの巨匠

最終更新日平成29年3月28日ページID 021107

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特別企画展

baroque2016

()ブリューゲルとバロックの巨匠

ルーベンス、レンブラント、ベラスケス、光と影の天才たち 
平成28年10月1日(土曜日)から11月27日(日曜日)

 

 光と影がドラマチックに用いられた作品が多くみられるバロック絵画は、16世紀末から18世紀初頭にイタリアを起源として成立し、ヨーロッパ各国に広がりました。バロック絵画は、理性よりも感情に訴えてカトリックの信仰心を昂揚させ、視覚イメージによって聖書の言葉を身近にするために多用されました。スポットライトのような新たな光の表現は、ルーベンスやレンブラントに代表され、感動的な画面を生み出しています。

 このような動向の中でブリューゲルとその一族は、農民の主題や宗教主題と風景、風俗などの現実的要素を組み合わせた様式を確立し、17世紀フランドル絵画にひとつの潮流を形成しました。本展では、「地獄のピーテル」と「花のヤン」の異名を持つブリューゲル兄弟の作品を特別出品、その魅力をご紹介します。

 この展覧会では、平成28年に220周年を迎えるチェコ共和国最古のプラハ国立美術館をはじめ、ポーランドのヨハネ・パウロ2世美術館、フランスのシャルトル会修道院美術館からバロック絵画を代表する名品が一堂に集結します。イタリア、オランダ、フランドル、ドイツ、フランス、スペインといったヨーロッパ各国のバロック絵画の全貌を概観できる絶好の機会に、会場にてその魅力をご堪能ください。
 

開館時間

10時から17時

観覧料

一般: 1000円 (団体料金: 900円)

小中学生: 500円 (団体料金: 450円)

休館日

月曜日

主催

岡崎市美術博物館 中日新聞社

後援

駐日ポーランド共和国大使館

企画協力

株式会社ホワイトインターナショナル

パートナーシップ

あいちトリエンナーレ2016パートナーシップ事業

講演会

平成28年10月23日(日曜日) 中田 明日佳氏 国立西洋美術館研究員 「ブリューゲル作品とフランドル絵画の魅力」

美術講座

平成28年11月6日(日曜日) 髙見 翔子 当館学芸員 「バロック絵画の愉しみと魅力」

ギャラリートーク

平成28年10月15日(土曜日)・29日(土曜日)・11月12日(土曜日)・26日(土曜日) 午後2時から

担当 当館学芸員

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)