過去の展覧会 名刀は語る-美しき鑑賞の歴史

最終更新日平成30年7月27日ページID 022910

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特別企画展

上村松園「晴日」

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名刀は語る-美しき鑑賞の歴史

平成30年6月2日(土曜日)から7月16日(月曜日・祝日)

 

 日本刀は、古来災いや邪気を払う霊器として神聖視され、武士にとっては武器であるとともに精神的支柱であり、日本人の精神文化に大きな影響を与えてきました。また日本刀は日本を代表する美術品として、世界でも高い評価を得ています。優美な姿、千変万化する刃文などその見どころは多彩です。

 本展では、日本屈指の刀剣コレクションを誇る「佐野美術館」の収蔵品より、平安時代から江戸時代の代表的な名工の刀剣、刀装具約100件を一堂に展示し、約千年にわたる日本刀の歴史を通じて、日本人が培ってきた美意識や文化を紹介します。さらに岡崎ゆかりの武将である本多忠勝愛用の名槍「大笹穂槍 銘藤原正真作(号蜻蛉切)」の特別出品に合わせて、忠勝所要の「黒糸威胴丸具足」(重要文化財)をはじめとする本多家の名宝を展示するとともに、中世矢作で活躍した薬王寺派など三河の刀工の名品もご覧いただきます。

 日本刀の一振りひとふりの美しさを心行くまで御鑑賞ください。そして、それぞれの日本刀が語りかける物語に耳を傾けていただければ幸いです。

 

開館時間

10時から17時

観覧料

一般: 1,000円

小中学生: 500円

休館日

月曜日 ※7月16日(月曜日・祝日)は開館

主催

岡崎市美術博物館 NHKプラネット中部

共催

中日新聞社

後援

NHK名古屋放送局・愛知県教育委員会

特別協力

公益財団法人 佐野美術館

制作協力

NHKプロモーション

講演会

平成30年6月9日(土曜日) 「佐野美術館のコレクションについて」

                  渡邉妙子 氏  (公益財団法人 佐野美術館館長) 

平成30年6月23日(土曜日) 「刀装具ことはじめ-美術史の視点から」  

                  内藤直子 氏  (大阪歴史博物館学芸第2係長)

平成30年7月7日(土曜日) 「日本刀の魅力」

                  久保恭子 氏  (日本美術刀剣保存協会博物館事業課長、刀剣博物館主任学芸員)                 

歴史講座

平成30年7月1日(日曜日) 「三河の刀工をさぐる」

                  堀江登志実(当館前副館長)、浦野加穂子(当館学芸係長)    

展示説明会

平成30年6月16日(土曜日)・6月30日(土曜日) 
各日 午後2時から

担当 当館学芸員

グレート家康公「葵」武将隊演武

平成30年6月16日(土曜日) 午前11時から

会場 当館正面正面入口前広場

内容 グレート家康公「葵」武将隊演武・展示案内

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)