過去の展覧会 ジョルジュ・ブラック―宝飾デザインの輝き

最終更新日平成30年9月28日ページID 023032

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企画展

ブラック

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ジョルジュ・ブラック―宝飾デザインの輝き

平成30年7月28日(土曜日)から9月17日(月曜日・祝日)

 

 ジョルジュ・ブラック(1882-1963)は、パブロ・ピカソらとともに20世紀初頭に興った芸術運動「キュビスム」の成立と展開に関わりました。彼はキュビスムという動向において、複数の視点によって切り取られた断片を以て対象物の立体的な全容を平面上に表現するために、分割と再構成という手法を採りました。その後も独自の表現を追究し、さらに深化させていったブラックが晩年に重視した考え方は、「メタモルフォーシス(変容)」でした。
 本展の出品作品は、フランスのサン=ディエ=デ=ヴォージュ市立ジョルジュ・ブラック-メタモルフォーシス美術館所蔵品で、ブラックが晩年に取り組んだ「メタモルフォーシス」のうち、彼がデザインを手がけた工芸品を中心にご紹介します。デサイン画をはじめ、陶磁器やジュエリー、彫刻、ステンドグラス、タピスリーなど、約90点におよぶ作品を展観します。晩年期のブラックによる造形への探究から創出された、独創的できらびやかな工芸の世界をぜひご覧ください。

 

開館時間

10時から17時

観覧料

一般: 800円

小中学生: 400円

休館日

月曜日 ※9月17日(月曜日・祝日)は開館

主催

岡崎市美術博物館

後援

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

企画協力

株式会社ホワイトインターナショナル

講演会

平成30年7月29日(日曜日) 「芸術における規則と感情―ジョルジュ・ブラックにおけるキュビスムから古典主義への変容」

                  松井裕美 氏  (名古屋大学高等研究院人文学研究科特任助教)               

ギャラリートーク

平成30年8月18日(土曜日)・9月2日(日曜日) 
各日ともに午後2時から

担当 当館学芸員

ワークショップ 「真鍮のブローチづくりにチャレンジ」

子ども向け: 平成30年8月16日(木曜日) 

一般向け: 平成30年9月8日(土曜日)

各日ともに午前10時30分から12時、午後2時から3時30分

講師 金沢みのり氏(オフィス・マッチング・モウル)

 

 

お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)