過去の展覧会「チェコ・デザイン100年の旅」

最終更新日令和元年7月27日ページID 024399

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企画展

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チェコ・デザイン100年の旅

平成31年4月6日(土曜日)から令和元年5月19日(日曜日)

 ヨーロッパの中心に位置し、歴史的に様々な文化に触れてきたチェコ。日本でも「ロボット」という言葉の生みの親となったチャペック兄弟や、モグラのクルテクの絵本などが知られています。緑豊かな自然に恵まれ、高い技術を誇るボヘミアン・グラスをはじめとする産業が発達しました。19世紀に世界の富が集中した黄金の都プラハを拠点に、20世紀には次々と芸術運動が花開き、チェコ・キュビスムとして結晶体や幾何学的形態を建築やインテリアの立体物にまで展開した独特の芸術様式も生まれました。そして社会主義の時代にも、優美なスタイルの生活用品や自由な表現の絵本が創作されています。
 本展では、チェコ国立プラハ工芸美術館の収蔵品を中心に、アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャから世界中で愛される現代のアニメーションまで、100年のデザイン史を代表する家具、食器、書籍、ポスター、おもちゃなど約250点により、幅広い魅力を持つチェコの文化をデザインの視点からたどります。時を超えて日常を彩り、人生を豊かにするチェコのデザインを、日本で初めて総合的にご紹介します。

観覧料

一般: 1000円

小中学生: 500円

休館日

月曜日 ※4月29日(月曜日・祝日)、5月6日(月曜日・休日)は開館

5月7日(火曜日)

主催

岡崎市美術博物館、チェコ国立プラハ工芸美術館(The Museum of Decorative Arts in Prague)

後援

チェコ共和国大使館、チェコセンター東京

企画協力

株式会社イデッフ

展示構成

第1章   1900年:アール・ヌーヴォー 生命力と自然のかたち
第2章   1910年‐1914年:チェコ・キュビスム 幾何学的形態からキュビスムへ
第3章   1920年代:アール・デコの時代
第4章   1930年代:シンプルなかたちと機能性
第5章   1940年代:有機的フォルムと天然素材
第6章   1950‐60年代:日常生活と応用美術の解放
第7章   1970‐80年代:生活水準の見直しからポストモダンへ
第8章   1990年代から現代まで:自由化と機能の再発見
第9章   テーマ展示1:チェコのおもちゃと子どものためのアート
第10章 テーマ展示2:チェコ・アニメーション

講演会

(1) 「チェコ・デザインとチェコ国立プラハ工芸美術館のコレクションについて」

平成31年4月6日(土曜日) 午後2時から
講師 ラジム・ヴォンドラーチェク氏(チェコ国立プラハ工芸美術館主任学芸員)

(2) 「戦前チェコの前衛的なデザイン・その代表作とコンテキスト」

平成31年4月20日(土曜日) 午後2時から

講師 ヘレナ・チャプコヴァー氏(博士(美術史)/立命館大学グローバル教養学部准教授)   

子どもプログラム

親子のためのギャラリートーク
令和元年5月5日(日曜日・祝日)
午後2時から
担 当 当館学芸員
会期中はほかに、ぬりえ、チェコ展ちょこっとクイズシートもあります。

コンサート

岡崎市シビックセンターPresents「スプリングコンサート 弦楽二重奏による音楽の旅」
岡崎出身で活躍中の演奏家により、チェコにまつわる音楽を館内でお楽しみいただきます。
平成31年4月14日(日曜日)

午後2時から

出演者 大澤愛衣子氏(ヴァイオリン)、福田紗瑛氏(ヴィオラ)

展示説明会

平成31年4月27日(土曜日)
午後2時から
担当 当館学芸員

その他

5月18日(土曜日)国際博物館の日は先着50名様に記念品を贈呈!

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)