過去の展覧会 「新発見と再発見」

最終更新日令和4年5月31日ページID 035748

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ミニ展示

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会 期: 令和4年4月9日(土曜日) から5月15日(日曜日) まで

 本展は、近年収集された歴史資料から厳選して5点紹介します。岡崎市美術博物館では、
購入・寄託・寄附などの方法で資料を収集していますが、常設展示室がないため、紹介でき
ていない資料がまだ多数あります。
 そこで本展では、令和3年度に購入した「本多忠⺠(ただもと)行列図巻」をはじめ、朝鮮出兵の際に
出された徳川家康の書状や、寛政3年(1792)の伝馬町(現岡崎市伝馬通)の家並みを記し
た間口図など、近年発見された歴史資料を紹介します。学芸員という仕事の醍醐味である、
資料を発見した時のワクワクを追体験してもらえれば幸いです。

開館時間

10時から17時

休館日

毎週月曜日

観覧料

無料

主催

岡崎市美術博物館

主な展示資料

1.本多忠⺠⾏列図巻 (岡崎市美術博物館蔵)

幕末の岡崎藩主本多忠⺠(ただもと)の⼤名⾏列図です。⻑さ14mに及ぶ巻子に、348 人が描かれています。
岡崎藩主の大名行列全体を描いた絵図としては、現存唯一です。

2.徳川家康書状 (個人蔵)

朝鮮出兵の撤退について、家康が五奉行筆頭の浅野⻑政に宛てて出した書状です。

これまで写で存在が知られていたものの実物です。

この書状によって、写では文字の脱落があったことが判明しました。
 

3.鶴田卓池《梅図并句》 (個人蔵)

江⼾時代後期の岡崎の俳人、鶴田卓池(たくち)の作品です。

綸子(りんず)という文様を織り出した光沢のある絹に、咲き始めの梅の絵と、

「柿にまがふ影がさすなり柿の蔕(へた)」の句が添えられています。
 

新たに発見された資料2点を追加
1.小豆坂古戦場図
2.鶴田卓池画・龍渓賛《富士画賛》

 

 

関連資料

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お問い合わせ先

美術博物館

電話番号 0564-28-5000ファクス番号 0564-28-5005

〒444-0002岡崎市高隆寺町峠1番地
開館時間 10:00から17:00まで(最終の入場は16時30分まで)