DV相談
DV(配偶者等からの暴力)は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害です。
DVは主に家庭の中で行われるため潜在化しやすく、外部からの発見が困難なため、被害が深刻化する側面があります。
また、加害者に罪の意識が薄いため、暴力がエスカレートします。
被害を受けている方は、一人で悩まず、まずはご相談ください。
昼夜を問わず、暴行を受けたなど、緊急時は迷わず110番を。
DVとは
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」では、
「配偶者からの暴力」とは、配偶者からの身体に対する暴力又はこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動のことを指しています。
法の適用範囲は、法律上の婚姻関係にある人だけではなく、生活の本拠を共にする交際相手も含まれます。
また、DVは大人だけの問題ではなく、中高生や大学生など、恋愛関係にある若者の間でも暴力が起きています。
「デートDV」と言われ、若い世代の暴力をめぐっては、SNSによる脅しなど、
インターネット上のコミュニケーションツールを利用した交際相手からの暴力や、ストーカー被害、性暴力など、被害が多様化しています。
DVの種類と構造
身体的な暴力の他、様々な暴力が含まれます。
○身体的暴力
直接何らかの有形力を行使するもの
殴る、蹴る、髪をひっぱる、物をなげつける、首を絞めるなど
○精神的暴力
心無い言動等により、相手の心を傷つけ支配しようとするもの
無視する、大声でどなる、大切にしているものを壊す、子どもに危害を加えるといって脅す、行動を制限する、携帯を監視するなど
○性的暴力
望まない性行為など、同意のない、対等でない、強要されたもの
性行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要する、無理やりポルノ等を見せるなど
○経済的暴力
金銭的な自由を奪うもの
生活費を渡さない、貯金を勝手におろす、勝手に借金をつくるなど
DVの構造にはサイクルがあり、溜め込んだストレスの限界がくると突然暴力を振るう「爆発期」、暴力によりストレスが発散され、
反省して優しくなる「開放期(ハネムーン期)」、内面にストレスを溜めてエネルギーが高まる「緊張期」という3つの期間で構成され、
サイクルが回るごとに暴力がひどくなる特徴があります。
DVのもっと詳しい説明は、こちらをクリック
周りで被害を受けている方がいたら
被害者は、家庭内の問題を話す恥ずかしさや、加害者からの報復を恐れ、自分さえ我慢すればよいと考えることがあります。
被害者を孤立させないためには、周りの方の「気づき」が大切です。
被害に苦しんでいる方がいたらDV相談窓口をご案内していただくことで、被害者は支援に繋がることができます。
被害者と思われる方が居たら、DV相談窓口の紹介をお願いします。
DV相談窓口
相談は全て無料です(電話相談の場合、通話料は負担していただきます。)
- 電話相談/面接相談予約
電話番号:0564-23-6778
月曜日から金曜日(祝日・年末年始は除きます。)
8時30分から17時00分
その他相談窓口
> 内閣府DV相談+(プラス)
- 電話(0120-279-889)・メール 24時間
- チャット 12時から22時
- 詳しくは、こちらのページをご覧ください。
- 男性も利用が可能です。
> 愛知県男性DV被害者ホットライン
- 毎週土曜日(第5土曜日、祝日の場合は除きます。)
- 13時から16時
- 電話 080-1555-3055
- 詳しくは、こちらのページをご覧ください。
> 岡崎警察署
- 24時間
- 電話 0564-58-0110
>ストーカー110番(愛知県警察本部)
- 24時間
- 電話 052-961-0888
> 愛知県女性相談センター 西三河駐在室
- 月曜日から金曜日(祝日は除きます。)
- 9時から17時
- 電話 0564-27-2719