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市制施行106周年記念式・市長式辞 (令和4年7月1日)

最終更新日令和5年7月19日 | ページID 036034

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市制施行106周年記念式式辞
 
 

 本日ここに、岡崎市制施行106周年の記念式を挙行いたしましたところ、公私ともご多忙の中、多数のご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため、昨年と一昨年は規模を大幅に縮小して開催しておりましたが、本年度は、3年ぶりに通常開催とさせていただきました。
 さて、本市は、大正5年7月1日に、県下では3番目、全国では67番目に市制を施行して以来着実に発展を遂げ、本日106周年を迎えることができました。これもひとえに、先人のたゆまぬ努力と市民の皆様方の格別なるご理解とご協力の賜物であると心より感謝を申し上げます。


 

 始めに、市民の皆さんに喜ばしいご報告を致します。岡崎アスリートの石田(いしだ)考正(たかまさ)選手が、第24回夏季デフリンピック競技大会において、陸上男子ハンマー投げで見事金メダルを獲得され、岡崎市民栄誉賞を授与いたしました。
 昨年、本市では、岡崎市にゆかりのあるアスリートを支援、応援する「岡崎アスリート支援事業」を開始いたしましたが、いちはやく輝かしい結果を残していただいたことは本市の、この上ない喜びであり、明るい希望や活力をいただきましたことに感謝いたします。
 また、地元企業の三菱自動車工業株式会社様やマルヤス工業株式会社様とはスポーツに関する協定を結び、三菱自動車岡崎硬式野球部、FCマルヤス岡崎を岡崎アスリートとして応援する中、中央総合公園野球場は、「岡崎レッドダイヤモンドスタジアム」、龍北総合運動場陸上競技場は、「マルヤス岡崎龍北スタジアム」と愛称を決め、それぞれのホームスタジアムとして利用していただいております。今後も、新たな愛称の元、岡崎アスリート達を支援・応援するとともに、市民から親しまれる施設となるよう心掛けていきます。


 明治用水頭首工の大規模な漏水が5月17日未明に発生しました。本市としては西三河9市1町で連携し、5月20日に東海農政局に対し、6月16日に東海農政局及び愛知県に対し、早急な復旧と用水利用者への一刻も早い救済・支援、抜本的な課題解決に向けた緊急申し入れを行いました。
 影響を大きく受けた地域の農家の方は、収穫量の減少の懸念など不安を抱えていらっしゃるかと思います。こういった農家世帯に対して、「農業者緊急支援金」として営農面積に応じて支援金を支給してまいります。


 新型コロナウイルス感染症については、市民の皆様のご協力により、新規陽性者数も少しずつ減少してきております。再拡大を防ぐため、皆様には、引き続き、感染防止対策にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
 ワクチン接種につきましては、先月から4回目接種が開始されました。4回目接種につきましては「60歳以上の方」や「18歳から59歳で、基礎疾患をお持ちの方」などを対象としています。60歳以上の方へは順次、接種券を発送すると共に、予約専用サイトやコールセンターでの予約が困難な方には、対面による予約も実施しております。また、「18歳から59歳で、基礎疾患をお持ちの方」などへの接種券発行申請は7月29日まで受け付けています。
 なお、8月からは岡崎市民病院でノババックスワクチンの接種を開始する予定です。ノババックスワクチンは、これまでのワクチンと比べて副反応が少ないと言われ、これまで接種ができなかった方にも、接種していただけるようになります。
 今後も、接種を希望する全ての方へのワクチン接種を着実に進めてまいります。


 令和3年度から実施している「すくすく赤ちゃん特別支援金」として、コロナ禍の不安の中で生まれた新生児の健やかな成長を支援するため、今年度も令和4年4月2日から令和5年4月1日までの間に生まれ、出生により岡崎市に住民登録をした新生児1人につき5万円を支給。
 また、「AYA世代がん患者療養支援金」として、末期と診断された若年のがん患者の方とその家族の負担を軽減するため、患者1人につき5万円を支給します。
 事業者支援として、令和4年1月21日から3月21日を対象期間とする「愛知県感染防止対策協力金」の対象から外れた、感染防止対策を実施している飲食店などに、10万円を支給。
 市民の皆様や事業者を対象に、令和3年7月請求分から2期分の4か月間、水道基本料金の全額を減額するなど、本市では、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が著しく減少した方や事業者に対して、さまざまな市独自の支援を行っております。


 新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済・社会のデジタル化は急速に進んでおり、自治体には早急な対応が求められています。本市では、本年3月に「おかざきDXビジョン」を策定し、「便利になる市役所」「スマートになる行政」「デジタルを活かせる地域社会」の3つの基本方針を掲げました。市民の皆様の利便性向上を第一に考え、税・保険料以外にもキャッシュレス決済の実証実験を開始してまいります。また、町内会活動にデジタル技術を活用する「モデル町内会」を選定し、町内会のニーズに沿った活用支援に取り組む予定です。


 地域の皆様にご協力をいただきたい事業がこの他にもございます。
 運転免許証の返納後の買い物や通院などの移動手段を確保するため、市では地域公共交通計画を策定し、地域主体による交通手段の拡充を進めています。まずは、地域で検討協議会を立ち上げ、皆さんが利用しやすい交通手段をよく話し合い、地域のニーズに合い、継続的に利用されるような計画をまとめていただくことが第一歩になります。地域に合った公共交通の実現には手間も時間もかかりますが、地域の積極的な取り組みを全力で応援してまいります。


 また、本市は、本年3月に「岡崎市中山間地域活性化計画~オクオカ イノベーションプラン2030~」を策定いたしました。
 この計画において、本市の中山間地域に親しみが持てるよう、愛称を「岡崎の奥座敷、オクオカ」と定め、魅力ある持続可能な地域を作り上げる、「住み慣れた地域で暮らし続けるための仕組みづくり~オクオカ イノベーション」を基本理念としています。ぜひ、皆様がたにおかれましても、この中山間地域の明日を切り開いていく取組に、力を合わせて、ご協力をお願いいたします。


 さて、太陽の城跡地の活用についてですが、「特別な利用ができるだけでなく、日常的に利用できる場所であって欲しい」など、市民の皆様のご意見を反映し、現行計画のアップグレードを図ってまいります。まずは、名称をコンベンション機能に捉われない「(仮称)おかざき乙川リバーフロント交流拠点」へと変更し、優先交渉権者の皆様との協議を再開し、施設規模や予算などの精査を進めてまいります。


 また、東岡崎駅周辺地区整備につきましては、3月29日に、名古屋鉄道株式会社から、ジャズのまち岡崎にちなみ、躍動的なリズム感を表す「SWING(スイング) HIGAOKA(ヒガオカ)」をコンセプトとする、北口及び南口の一体的な再開発計画が公表されました。
 北口では、商業機能や事務所機能に加え、バスターミナルや多目的に活用できる屋内のまちなか広場などが令和11年度までに整備されます。 南口においても、食品などの物販店舗に加え、飲食やサービスなどの商業施設が来年度に完成する計画となっております。
 東岡崎駅が本市の玄関口にふさわしい姿に生まれ変わり、QURUWA戦略との連携により、駅とまちをめぐる躍動的な人の流れが賑わいを創出し、周辺の高度な土地利用につながるよう、整備を進めてまいります。


 昨年開催された、東京オリンピック開会式ではドローンでの演出があり、夜空に図柄や文字が浮かび上がり、大きな話題となりました。ドローンの活用は、物流、点検・整備、農林業、測量・解析など、それ以外にも多岐に使われており、ドローンの活用は大きな可能性を秘めています。本市では、市街地や中山間地が川でつながる地理的な特徴を活かしてドローンで結ぶことにより、物流などを効果的に運用できる強みを活かせることなど、将来の主役と成り得るドローンの活用を推進したいと考えます。


 次に、少人数学級の実現に向けて取組を進めてまいりました「岡崎市32人学級プロジェクト」でございます。32人学級を実施するにあたり不足する教員を補うため、本市が3年間の任期付で常勤の教員を採用する「岡崎市任期付教員採用選考試験」の制度を創設いたしました。今年度は10名程度の採用を予定しており、8月から申込受付を開始する後期日程の募集に向け、引き続き、積極的な周知活動に努めてまいります。


 また、学校給食費でございますが、本市は平成21年度に現在の額に改定を行って以降、食材の値上げ分には市費を投入し、保護者負担を据え置くことで、子育て世帯を支援してまいりました。一方で、昨今のコロナ禍やウクライナ危機による物価高騰により学校給食もさらに強い値上げ圧力にさらされており、市議会4会派合同で、保護者負担を安易に増額しないよう、御要望をいただきました。社会情勢により家計は逼迫しており、この時期に保護者負担を値上げするべきではないと判断し、給食費は据え置くこととしました。今後も、子育て世帯に寄り添い、安全で安心な給食の提供を行ってまいります。


 新たに「インフルエンザ予防接種補助金」として、受験や就職などの大きな節目を迎える、中学3年生、高校3年生に相当する年齢の方に、一人2,000円を支給する予定です。


 全ての市民がお互いの人格と個性を尊重し理解し合える地域共生社会、誰一人置き去りにしないまちづくりを目指し、施策を進めています。
 令和4年4月1日に「岡崎市パートナーシップ・ファミリーシップ制度」をスタートし、本日までに4件の受理証明書を発行いたしました。
 また、「岡崎市手と心でつなぐ手話言語条例」を令和4年4月1日に施行し、手話が言語であることの理解促進と手話を使用しやすい環境整備に取り組んでおります。
 がん患者さんのアピアランスケアのため、医療用ウイッグに加えて乳房補正具購入費補助を始めました。
 こども食堂支援やフードドライブなど生活困窮者支援も継続してまいります。
 さらに、不登校やひきこもりなどの社会生活を営む上での困難を抱えた若者に対する相談窓口として、令和3年度に「若者サポートセンター」を開設しました。令和4年度は、現在の機能を基に、15歳未満の子供世代も対象に加え、「子ども・若者総合相談センター」として拡充してまいります。
 また、先月20日にひとり親家庭を対象とした「岡崎市ひとり親家庭支援」のLINEアカウントを開設しました。各種給付金制度、修学資金や就学支度資金などの貸付制度、セミナーや講習会など、ひとり親家庭の方にとって有益な情報を、適切な時期に発信いたします。


 犯罪のない安全安心に暮らせるまち、魅力的なまちを築くことは、岡崎市民の大きな願いであると考えています。
 本年1月8日の新年交礼会で、市長と市議会議長の連名で、都市宣言「子ども、女性、高齢者を 犯罪から守るまち岡崎」を表明させていただきました。
 本市では、悪質な犯罪から市民の皆様を守る対策として、防犯カメラの整備を推進しており、12月末で、1,000台を突破する予定です。


 市民の皆様と一緒に考えてまいりました公共トイレについてですが、とりわけ、障がいや病気をお持ちの方、小さなお子様づれの方にとって、トイレ環境は重要で深刻な問題として取り組んでいます。
 岡崎公園家康館東のトイレには、オストメイト、ベビーシート、ベビーチェアなどの機能を設けたほか、中央緑道橋詰広場の新しいトイレの外周にはハンキングバスケットを設けて、イメージアップを図りました。
 そして令和4年度には「学区市民ホーム」「こどもの家」などのトイレの洋式化が完了する予定です。
 また、避難所である小中学校の体育館のトイレは昨年度から洋式化を進めており、令和5年度には全ての小中学校体育館に男女各1か所ずつ、洋便器が設置できる見込みです。
 甲山会館では、誰でも使いやすいよう、1階にトイレを新設いたします。


 「八丁味噌」について、名古屋市の団体が国から受けた「地理的表示保護制度」の登録に対して、岡崎市の会社が登録の取消しを求めた訴訟の判決が28日に東京地裁でありました。結果は、却下ということになりましたが、判決はともかく、岡崎が八丁味噌発祥の地であるというのは、誰もが認める事実であり、私たちはその事実を誇りに思います。 


 さて、市民待望の大河ドラマ「どうする家康」の放送まで、あと半年と迫ってまいりました。徳川御宗家を顧問にお迎えした徳川家康公顕彰推進協議会を中心に、市民、事業者、行政による様々な準備も本格化し、「もっと岡崎、きっと家康」のポスターやのぼりを目にするたびに、機運の高まりを感じます。
 おもてなしの柱となります岡崎公園では、平面駐車場のトイレ改修や、多目的広場・バス駐車場の舗装、授乳室の設置などの整備を進めるとともに、岡崎城と三河武士のやかた家康館の両館を、令和5年1月の大河ドラマ館との同時オープンに向けて展示改装してまいります。
 岡崎城においては、過去の城郭・城下町と、現在の岡崎がつながるストーリー性のある内容に再構築します。新たに、体感型映像シアター、プロジェクションマッピング、ARといったデジタルコンテンツを活用し、エンターテイメント性の高い施設としてまいります。
 また、「大河ドラマ館」として活用する三河武士のやかた家康館では、現在も人気の高いジオラマシアター「決戦!関ケ原」を、家康公をより身近に感じられるストーリーへ再構成します。臨場感あふれるダイナミックな映像シアターへとブラッシュアップし、大河ドラマ館の目玉展示の一つとして整備してまいります。
 6月から愛知県内でドラマの撮影が始まったとNHKから伺いました。先日は、出演者やスタッフの皆さんに岡崎の名産品を差し入れるなど、ドラマ関係者に「家康公のふるさと岡崎」のファンになっていただく、こうした「次につながる取り組み」も、しっかりと進めてまいります。


 観光消費の本格的な回復が待たれる中、岡崎の伝統である花火を未来へつないでいくために、来月8月6日に3年ぶりとなる花火大会を、コロナ対策や混雑緩和に配慮しながら開催してまいります。併せて、新たな観覧席や、障がい者席を設置するなど、新しい手法を積極的に取り入れ、時代に即した安全安心な花火大会を目指してまいります。
 また、秋に延期となりました家康行列については、11月5日土曜日に、岡崎城下家康公秋祭りのメインイベントとして開催すべく、準備を進めてまいります。大河ドラマ放送直前の一味違った秋の時代絵巻となりますので、こちらも楽しみにお待ちいただければと思います。


 最後に、本日の式典では、それぞれの分野で本市の発展に多大な貢献をされました皆様の表彰をさせていただきます。
 表彰の栄に浴されます皆様には、心からお祝い申し上げますとともに、皆様方とともに本市の栄えある106周年を祝えることに、心から感謝申し上げます。どうか今後とも健康にご留意いただき、なお一層、本市の発展にご尽力、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 市民の皆様方のご健勝ご多幸を心より祈念申し上げまして、式辞といたします。


 

令和4年7月1日


岡崎市長 中 根 康 浩

 

 

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