市長定例会見(令和5年2月16日開催)
令和5年2月16日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
「将棋まつり」の開催について(資料はこちら)
平成6年からスタートし、岡崎の春の伝統行事となりました岡崎将棋まつりは、今年で30回目を迎えます。
今回は、第30回の記念大会として、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太竜王をはじめ、当代一の棋士を岡崎市民会館にお招きし、トークショー、そして、公開対局をお楽しみいただきたいと思います。開催日時等は、資料のとおりです。
まず、4月1日(土曜日)に、岡崎市民会館の会議棟を会場としまして、子ども将棋大会「竹千代杯」を開催します。低学年の部、そして、高学年の部で、それぞれ32名を募集します。子供同士の対戦に加え、プロ棋士による指導も受けられる楽しみな内容となっています。
そして、翌4月2日(日曜日)には、同じく市民会館のあおいホールで、招待棋士のトークショー、そして、午後からは公開対局や、プロ棋士による大判解説でお楽しみいただきます。ここに、藤井聡太竜王をお招きします。観覧申込みについては資料記載のとおりです。多くの皆様のご応募をお待ちしています。
また、大河ドラマ「どうする家康」で盛り上がる岡崎でありますので、棋士の皆様やご来場の皆様に、岡崎のグルメやスイーツなどを楽しんでいただける企画も検討中です。大いに盛り上げてまいります。
令和5年度岡崎市当初予算について(資料はこちら)
令和5年度は、待ちに待った大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まり、岡崎中が盛り上がりを見せ、「家康公は岡崎生まれだ」とアピールできる絶好のチャンスであります。観光誘客の柱である「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」も盛大にオープンし、リニューアルオープンしました岡崎城を含め、岡崎公園に多くの観光客の皆様をお迎えすることにより、エンターテイメントとしてのドラマを楽しむことのできる岡崎、そして本物の歴史の醍醐味を堪能できる岡崎の両面を打ち出していき、まさしく「ジャンプアップ2023~どラマチックイヤー」となるよう取り組んでまいります。
また、市長に就任して以来、「開かれた明るい岡崎」を目指し、一貫して、市民の皆様のお声を十分に聴き、市民の皆様にご理解いただくために、市民参加型の市政を目指してまいりました。少子高齢化社会の進展などの社会環境の変化に伴って、市民の皆様が抱える問題や生きづらさは、より複雑化かつ多様化しています。岡崎の強みの一つは多様性から生まれる活力でございます。市民お一人お一人いろいろな幸せのあり方があるはずです。お一人お一人の幸せづくりを、全力で応援できる岡崎市でありたいと考えております。
これらのことを踏まえ、編成しました当初予算案は、『「家康公愛」「岡崎愛」を深め ひとが輝き まちに賑わいが生まれる予算』と位置付けたところであります。
予算規模
令和5年度の一般会計の当初予算は、過去最高の予算規模となりました。
主な事業の概要
阿知和地区工業団地造成事業特別会計及び阿知和地区工業団地関連道路整備業務(34ページ)
阿知和地区工業団地につきましては、PFI方式で造成事業を行いますが、令和8年度末の造成完了に向け、事業者と協力して、事業を進めており、令和5年秋の着工を予定しております。
阿知和地区工業団地関連道路整備につきましては、工業団地の整備に合わせて必要となる周辺道路として、県道南大須鴨田線の龍北総合運動場の西の交差点から市道岡崎環状線と交差し、阿知和地区工業団地を結ぶ南アクセス道路と、県道長沢東蔵前線の真福寺町牛落交差点と工業団地を結ぶ北アクセス道路の整備を進めてまいります。
スマートインターチェンジ整備業務(35ページ)
(仮称)岡崎阿知和スマートインターチェンジでは、アクセス道路となる市道岡崎阿知和スマートインター線の築造工事を進めてまいります。
また、岡崎サービスエリアにつきましても、スマートインターチェンジを整備した場合の交通量の推計をしてまいります。
東岡崎駅周辺地区整備推進業務(39ページ)
自由通路及び橋上駅舎などを整備する交通施設整備事業に係る工事実施協定を名古屋鉄道と締結し、整備に着手してまいります。
また、駅ビル及びバスターミナルなどを整備する東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業につきましては、令和6年度の駅ビル解体着工に向け、権利変換計画の作成を進めてまいります。
(仮)本宿駅西土地区画整理組合設立準備業務(41ページ)
広域観光交流拠点として、アウトレットモールの進出計画が着実に進んでおります。本市といたしましても、隣接する地域拠点で計画中の土地区画整理事業において、令和6年度の組合設立認可申請を目指し、事業化検討パートナー及び発起人会とともに公民連携による魅力あるまちづくりの計画及び事業化に向けた検討を進めてまいります。
公園施設整備業務及び緑化計画策定業務(44ページ)
矢作公園において、老朽化した施設の改修計画の設計を進め、市民ニーズを反映させた大屋根の設置など全体の再整備を推進してまいります。
交通政策推進業務(46ページ)
地域内交通として、六ツ美中部学区の「チョイソコおかざき」、矢作地区の「矢作デマンド」の実証運行をするなど、よりよい地域公共交通ネットワークの実現を目指すとともに、バスの利用促進として、名鉄バスの「高齢者パス」を購入される際にその費用の一部を負担します。
また、大河ドラマ館オープン期間中の周辺の交通渋滞緩和のため、公共交通機関の利用促進と合わせて、河川敷における次世代モビリティの活用を進めてまいります。
ゼロカーボンシティ推進業務(60ページ)
ゼロカーボンシティの推進に向け、環境省から選定されました脱炭素先行地域の事業が令和5年度から本格的にスタートいたします。
市域全体の取組といたしましては、熱中症対策や災害時の避難所機能を持つクーリングシェルターを整備するとともに、カーボンニュートラルの意識啓発や地域コミュニティの拠点としても活用していくほか、CO2削減効果を価値化するためのJクレジット審査手数料の計上、ゼロカーボンシティ実現に向けた人材を育成するプログラムやワークショップを開催いたします。
再生可能エネルギー設備設置補助業務及びエネルギーマネジメント構築事業補助業務(61ページ)
岡崎中央総合公園を始めとした公共用地や民間施設へ大規模な太陽光発電設備を整備する事業者向けの補助を行ってまいります。発電した電気はその場で自家消費するほか、株式会社岡崎さくら電力を通じて脱炭素先行地域へ供給いたします。
さらに、中央総合公園への大規模な蓄電池の整備とエネルギーマネジメントシステムの構築によりまして、再生可能エネルギーの最大限の活用と地域内消費を推進してまいります。
地消地産・消費者交流推進業務(63ページ)
市内農林畜産物で唯一岡崎の地名がつく純国産地鳥、岡崎おうはんを、新たな地域ブランドとして確立するため、引き続きその魅力や価値を市内外へ広く発信し、岡崎おうはんの認知度の向上、需要の拡大に取り組んでまいります。
また、農林業祭を始めとした本市農林産物のPRイベントのほかに、新たに「1万人鍋」の開催を計画しております。この1万人鍋は、生産者、消費者、事業者が協働・連携し、岡崎の八丁味噌󠄀や地元食材を使用した豚汁を市民の皆様や大河ドラマ「どうする家康」に伴う観光客などに振る舞い、本市農林産物の魅力の発信に取り組んでまいります。
J―クレジット活用推進業務(65ページ)
脱炭素社会実現に寄与するため、適切な森林管理を行うことでCO2などの吸収量を「クレジット」として国が認証する、J-クレジット制度を活用してまいります。令和6年度J-クレジットの発行を目標に、令和5年度J-クレジット森林管理プロジェクトの登録を行ってまいります。
森づくり推進業務(66ページ)
令和5年度も引き続き、森林、林業、カーボンニュートラル、中山間地域の活性化などに森林活性化アドバイザーの助言を受け、岡崎市の豊かな森林の新たな活用手法を確立してまいります。
中山間地域活性化業務及び山村振興業務(67ページ)
昨年3月に策定した「岡崎市中山間地域活性化計画」に基づき、「住み慣れた地域で暮らし続けるための仕組みづくり~オクオカ イノベーション」を推進してまいります。
地域おこし協力隊を3名体制へ増員し、また、地域活動を体験し、受入地域とのマッチングを図るため、おためし地域おこし協力隊を創設してまいります。
ホタル学校においては、例年ホタルが多く飛翔する時期に、市内外から多くの方々が訪れ、施設周辺は大変な混雑で渋滞が発生していることを鑑み、また、企業CSR活動を促進するため、大型バス受入体制を整えるなど多目的広場や駐車場の整備を行ってまいります。
高齢者保健事業・介護予防一体的実施業務及び介護予防事業対象者把握業務(69ページ)
高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に取り組み、高齢者の保健・医療・介護情報データを分析し、健康課題を抽出してまいります。
また、健康診査の「後期高齢者の質問票」を活用することにより適切に医療機関への受診や介護予防事業につなげ、高齢者の健康寿命の延伸及び介護予防を促進してまいります。
地域福祉センター管理運営業務及び地域福祉センター施設整備業務(70ページ)
地域福祉センターにおいて、世代や属性に関わらず包括的な相談を受け止める「まちのふくしサポート室」を設置するとともに、60歳未満の方も利用できるようにするほか、地域福祉センターのあり方を検討し、「ごちゃまぜ福祉」を目指してまいります。
重症心身障がい者支援業務(71ページ)
障がい福祉サービス事業所内において喀痰(かくたん)吸引ができる人材を確保するために、研修受講の必要経費を一部補助し、医療的ケアを必要とする重症心身障がい児・者の事業所の受入れ体制整備を支援してまいります。
障がい者地域生活支援業務(72ページ)
増加する相談支援利用者に対応するため、相談支援事業所を増やし、体制の強化を図るなど、障がい児・者が自立した日常生活や社会生活を営むための支援を引き続き行ってまいります。
障がい者タクシー利用助成業務(73ページ)
自動車税減免の有無を不問とするほか、タクシー料金助成利用券の交付方法を窓口交付から郵送による交付に変更するなど利便性の向上を図ることにより、移動が困難な障がい者の外出機会の確保と社会参加の促進に寄与してまいります。
飼い主のいない猫避妊・去勢手術事業補助業務(74ページ)
自ら進んで飼い主のいない猫を捕獲して動物病院で避妊や去勢手術を行う市民や市内事業所に、ペットシーツとエサをセットにした猫の捕獲檻を無償貸与し、避妊や去勢手術費用の一部を補助してまいります。なお、事業実施の財源として、動物愛護寄附金を募ってまいります。
感染症発生防止・医療関連業務(75ページ)
新型コロナウイルス感染症対策では、感染拡大の周期的な発生に備えるとともに、国の「Withコロナ」政策を踏まえ、重症化リスクの高いかたに対する健康観察の重点化と高齢者施設などの感染拡大防止、また、「岡崎市健康フォローアップセンター」における自宅療養支援に取り組んでまいります。
予防接種業務(76ページ)
80歳までに3人に1人が発症し、強い痛みのほか、神経症状や後遺症などを伴うと言われる帯状疱疹の予防を目的に、50歳以上の方を対象に、新たに帯状疱疹予防接種費用の一部を助成してまいります。
さらに、積極的勧奨を再開した子宮頸がん予防接種については、新たに9価HPVワクチンの定期接種を実施し、定期検診の啓発とあわせて子宮頸がんの予防を進めてまいります。
また、中学3年生と高校3年生の年齢に相当する方は、多くが受験や就職等を控えており、感染の不安を少しでも取り除くため、引き続き、インフルエンザワクチン接種の補助を行ってまいります。
出産・子育て応援業務(78ページ)
核家族化が進み、地域とのつながりも希薄になる中で、孤独感や不安感を抱える妊婦・子育て世帯も少なくないため、経済的支援と伴走型相談支援の充実を一体的に実施し、妊婦や子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境を整備してまいります。
子育て支援施策推進業務(80ページ)
市民と協働して子育て施策を推進するため、本市の子育て施策や環境整備に関する意見を聴取するイベントを開催いたします。また、令和4年度に開催した「おかざきこそだて会議」に寄せられた、子育てに関する課題を解決するため、男性が家事や育児に参画できる社会気運醸成のためのセミナーの開催と男性の育児休暇取得に関する本市独自の啓発冊子を作成し、配布してまいります。
放課後対策施設整備業務(81ページ)
留守家庭児童の放課後の居場所確保のため、平地住宅や大樹寺住宅の建替え整備に合わせ、市営住宅敷地内に放課後児童クラブを併設して整備いたします。公設民営型の運営にすることで、周辺学区からの児童の受入れも進めてまいります。
子どもの生活・学習支援業務(82ページ)
生活保護や児童扶養手当受給世帯など生活困窮状態にある家庭等の子どもの社会的自立を促し、貧困の連鎖を防止するために、学習習慣の定着・高校進学のための学習支援及びイベントなどを通じた子どもの居場所の提供等の支援を拡充してまいります。
令和5年度は、会場を2会場増設して8会場から10会場に拡大し、定員も100人から120人に増やしてまいります。
また、多様なライフスタイルに対応できるよう従来実施している土日の昼間の開催だけでなく、1会場においては、平日夜間に開催し、支援の充実を図ってまいります。
私立保育園運営支援業務、保育園管理運営業務及びこども園管理運営業務(83ページ)
令和4年6月に開催した「みんなの声で作る!おかざきこそだて会議」において、子育て世帯から多くの意見が寄せられた使用済紙おむつの廃棄につきましては、保育園やこども園に通う保護者の利便性の向上と保育士の負担軽減につながることから、令和5年度から各園で実施してまいります。
また、おむつのサブスクサービスにつきましても、おむつの廃棄を実現させた上で、令和5年度中の導入を予定しています。
企画展開催業務(86ページ)
美術博物館では、7月1日よりNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」を開催し、家康の生涯をたどります。大河ドラマ館だけでなく、「どうする家康」の世界観も存分にご堪能ください。
おかざき世界子ども美術博物館では、一本の木から、まるで生きている動物が目の前にいるような彫刻を創り出し、幅広い層から支持を集める彫刻家・はしもとみおが、音をテーマにして、動物たちとの出会いを楽しく演出する「はしもとみお展」などを開催するとともに、公共施設では初となる常設展「子どもたちのアール・ブリュット」は、市内の特別支援学級や特別支援学校などに通う子どもたちから寄せられた作品を中心に紹介し、前期、後期で作品を入れ替えて展示いたします。障がいのある子どもたちの自由で創造力あふれる表現活動を身近に感じていただき、作品への理解と関心が拡がる機会となるように継続してまいります。
地域文化広場施設整備業務(87ページ)
子美博の愛称で親しまれている岡崎地域文化広場は、親子で遊べる人気の施設で、絵画や粘土、工作をする親子造形センターがあり、雨の日でも親子連れでにぎわっております。
子育て家庭からの「遊び場の充実」の要望を受けて、天候に左右されずに遊べるよう、ふれあい広場に大屋根を設置するための測量や設計を行なってまいります。
スポーツ施設整備業務(88ページ)
福岡小学校グラウンドへの夜間照明の設置や本市初となる専用コース36ホールのマレットゴルフ場を大門河川緑地に新設することで、スポーツができる機会や場を提供し、『スポーツで「人」を元気にする』とともに市民のスポーツ実施率向上に努め、スポーツを通じた活力ある地域社会づくりの一翼を担ってまいります。
国際大会等誘致業務(89ページ)
WRCの盛り上がりを継続するため開催地である自治体としてのプロモーション及び実施に関する協力を行い、気運を高めるとともに、国際スポーツ大会といった世界トップレベルの技術が見られる場を市民に提供することにより、スポーツの裾野拡大やスポーツ意欲の高揚を図り、『スポーツで「まち」を元気にする』を実現するため、地域経済の活性化などにも貢献していきます。
情報教育推進業務(91ページ)
「岡崎版GIGAスクール構想」をより拡充し、児童生徒にICTを活用した質の高い授業やオンライン授業などの新たな学びを提供するため、令和4年度市内全公立中学校に電子黒板を配置したことに続き、令和5年度は、全公立小学校の4年生から6年生の普通教室に電子黒板の配置を進めてまいります。
職員給与費等及び少人数学級実施業務(92ページ)
市長就任以来進めてまいりました少人数学級実現への取り組みでございますが、4月から市内公立小学校での32人学級がスタートいたします。子どもたちが4人組のチームを組んで主体的に学びを進める「チーム学習の推進」、子どもたち一人一人へのよりきめ細やかな支援による「個別最適化された学びの実現」、新型コロナウイルス等「感染症に強い学びの環境づくり」などを柱に、令和5年度はまず小学1年生への導入を実施し、今後市内公立小学校において32人による学級編成を段階的に進めてまいります。
体育行事活動等推進業務(95ページ)
部活動の地域移行では、指導に当たる教員の負担を軽減するために部活動指導員を大幅に増員し、配置いたします。令和5年から7年の改革推進期間の初年度で、部活動指導員を60人増員し、計76人に拡充してまいります。
多くの運営団体や実施主体が連携を図りながら、部活動の地域移行を実現するために、学校体育及び地域スポーツに知見を有する者をコーディネーターとして委嘱し、部活動の地域移行を実現するための方策の検討や支援のほか、地域スポーツクラブ活動の運営団体や実施主体の整備充実のため、持続可能な運営に向けた体制整備や質の確保に係る取組を行ってまいります。
児童生徒健全育成推進業務(96ページ)
令和5年度では、さらなる長期欠席対策の推進を図るため、中学校の校内フリースクール「F組」を6校拡大し、全中学校20校に設置するほか、スクールソーシャルワーカーにつきましては、2名増員し、アドバイザーを含む14名体制とし、教育相談体制の充実を図ってまいります。
中学校遠距離通学対策補助業務(97ページ)
市内公立中学校へ自転車で遠距離通学する生徒の負担軽減を図るため、自宅から中学校までの片道の距離が6キロメートル以上となる生徒などを対象として、通学に使用する電動アシスト自転車の購入費の一部を補助する制度を新たに創設いたします。令和5年度末をもって額田中学校の敬信寮が廃寮となり自宅からの通学となることから、その代替え手段の一つとしても活用いただけるものと考えております。
ふるさと納税活用業務(98ページ)
寄附額の増額に向け、魅力的な商品や高額商品の返礼品の発掘・提供をしてまいります。また、新たに「PayPay商品券」や大河ドラマ関連の新商品を返礼品に加え、効果的な広告掲載など、新たな岡崎ファンの獲得と事業者の支援を両立してまいります。
地域経済再生・活性化支援業務(99ページ)
大河ドラマ「どうする家康」の放送を契機にお店や事業所のファン・リピーター作りに取り組む登録店舗や事業所を「家康印」と命名し、アフター大河を見据え、商品やサービスの魅力向上や店舗の持続的な経営につなげるための情報発信、出展支援に加え、3月末に開設しますECサイト「岡崎市公式セレクトショップ オカフル」も活用し、全国の消費者に向けて岡崎の魅力を発信してまいります。
観光イベント推進業務(100ページ)
大河ドラマの放送も始まり、市全体が盛り上がりを見せている中、令和5年度も感染症対策などに気を配りながら、様々なイベントを開催してまいります。特に毎年、春に開催しております将棋まつりは、次回で30回の節目となり、現在、30回記念の開催に向けて、準備を進めております。
観光プロモーション推進業務(101ページ)
令和5年度は、本市へ誘客を図る絶好の機会となるため、「アフター大河」を見据えた地域経済の活性化を目指し、デジタル技術を使いスマートフォンなどで簡単に楽しめる謎解きイベントを始め、幅広い世代のかたに市内を周遊していただけるような各種事業を展開してまいります。
「どうする家康」活用推進業務(102ページ)
大河ドラマ「どうする家康」の放送が開始し、1月21日には岡崎公園に「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」がオープンいたしました。
大河ドラマ放送開始後は民放含め、多くのメディアに本市の盛り上がりを取り上げられるなど、本市のPRに大きく寄与し、その影響もあり、多くの観光客が大河ドラマ館、家康公ゆかりの地などに訪れているところでございます。
令和5年度は、大河ドラマ館の目標来館者数70万人を達成するため、より魅力的な大河ドラマ館の展示や運営を行うとともに、広告宣伝、プロモーション、誘客活動やイベントなどにも より注力してまいります。
行政手続デジタル化推進業務及びデジタル活用地域社会推進業務(104ページ)
昨年3月に策定した「おかざきDXビジョン」に基づき、証明書のオンライン申請や手続き窓口でのキャッシュレス決済など、市民の利便性向上を図るとともに、デジタル人材の育成により業務の効率化を目指してまいります。
また、担い手不足が懸念される町内会活動や子育て世代の暮らしに役立つデジタル技術の活用方法について検討をスタートさせ、地域の課題解決を目指してまいります。
主な事業の関係予算のまとめ(109~115ページ)
新型コロナウイルス感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症予防接種の実施に係る予算16億5,851万円を始め、予算額は、令和4年度の繰越事業を含め、総額50億8,538万円でございます。
「どうする家康」関連事業の予算額は、総額7億1,220万円でございます。
DX・デジタルトランスフォーメーション事業の予算額は、総額4億7,287万円でございます。
グリーン社会の実現に向けたカーボンニュートラル事業の予算額は、4億4,942万円でございます。
市民生活に関わる予算(116ページ)
令和5年度中に完成する施設や新規・拡充する施策をまとめて掲載しております。様々な分野で各種事業の充実を図っておりますので、既に説明いたしましたものを除いて概要を申し上げます。
平成30年度より実施しております平地荘の建て替えでは、令和3年度に住棟の建設が完了し、順次入居を進めているところでありますが、引き続き外構整備などを行い、令和5年度末に完成する予定でございます。