市長定例会見(令和5年4月28日開催)
令和5年4月28日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴う対応について(資料はこちら)
これに伴い、新型コロナの感染症対策は、現在の外出自粛を始めとした陽性者等への対応や医療提供など、行政が要請・関与をしていく仕組みから、個人の判断に委ねる対応に大きく転換されることになります。
先週の金曜日に、愛知県が発表した5月8日以降の対応に加え、本市が実施しております買い物支援サービス及び保健所による濃厚接触者の検査につきましても終了といたします。
今後は、国の方針を踏まえ、重症化リスクの高い高齢者等への感染防止対策を始め、受診相談や体調悪化時の相談窓口は継続するなど、市民の皆様の安心につながるサポート体制を確保してまいります。5類感染症へのスムーズな移行に向けて、国・県、さらには関係機関と連携を密にしながら、市民や医療機関の皆様に混乱が生じることがないよう、しっかりと対応してまいります。
様々な場面でコロナ前の日常に戻りつつありますが、コロナがなくなったわけではありません。市民の皆様には、5月8日以降も引き続き、それぞれの場面に応じ適切な感染対策をお願いいたします。
新型コロナワクチン接種について
まず、5月8日から、65歳以上の方や基礎疾患を有する方、医療従事者などを対象とした接種を開始します。前回接種を2月末までに完了した65歳以上の方につきましては、既に接種券の発送が完了しており、本日までに到着する予定となっています。
また、64歳以下の基礎疾患を有する方や、医療従事者におきましては、接種券発行の申請が必要となります。コールセンターやホームページにてご確認ください。
なお、市が開設する会場では5月13日から接種を開始します。本日から予約を開始しておりますので、接種のご検討をお願いします。
そして、12歳未満のお子さん含め 、初回接種を完了していない方への接種につきましても来年3月末まで、継続してまいります。また、9月以降、初回接種を完了した5歳以上の全ての方を対象に追加接種を実施する予定です。
今年度も引き続き、岡崎市医師会など関係機関と連携し、接種を希望する方が安心して接種できる環境を提供してまいります。
WBC日本代表・中野拓夢選手(三菱自動車岡崎出身)への市民栄誉賞表彰について(資料はこちら)
「2023ワールドベースボールクラシック」で優勝した日本代表・侍ジャパンのメンバーで、三菱自動車岡崎硬式野球部に所属していた中野拓夢選手に岡崎市民栄誉賞を贈ることが決まりました。
中野選手は2019年から2020年までの2年間、岡崎アスリートである三菱自動車岡崎硬式野球部の主力選手として活躍し、走攻守が揃った社会人ナンバーワンショートとして高い評価を得られました。
令和3年に阪神タイガースに入団された後も、三菱自動車岡崎硬式野球部の活動場所である、岡崎中央総合公園で自主トレを行ったり、本年2月に中央総合公園内にオープンした「岡崎市アスリートギャラリー」に、ご自身が使用していたバッティンググローブとバットを寄贈いただくなど、本市のスポーツ振興に継続して貢献いただいております。
本日は、特別に「岡崎市アスリートギャラリー」で展示中の寄贈品を持ってまいりましたのでぜひご覧ください。
このように本市とのゆかりの深い中野選手が、この度、日本中に感動をもたらしたWBCでの日本チームの優勝に大きく貢献され、市民に明るい希望と活力を与えてくださいました。今回の優勝を契機にますますご活躍され、これからも岡崎市民へたくさんの感動を届けていただきますことを期待しております。
なお、ご本人への表彰につきましては、シーズン中でお忙しい中、なんとか時間を作っていただき、5月2日に阪神タイガース球団事務所において、表彰状の授与と記念品の贈呈を行う予定です。
プロジェクションマッピング企画「徳川十二新匠」について(資料はこちら)
桜城橋を舞台に、年間を通して若いアーティストたちの作品を発表するプロジェクションマッピング企画「徳川十二新匠」を開始しました。
本市では、昨年、一昨年と夜間の賑わい創出を目的に岡崎城や大樹寺、桜城橋などでプロジェクションマッピングイベントを実施してまいりました。また、最先端デジタル技術を活用したキャリアプログラム「岡崎デジタリアン創出・育成事業」や、プロジェクションマッピングの作品コンテストの開催など、新時代のデジタルワーカーを目指す若者の支援にも取り組んでいます。一方で、プロジェクションマッピングのアーティストにとっては、自分の作品を発表する場が、なかなか無いというような課題を抱える状況にあると聞いています。
こうした中、若き家康公が天下泰平に向け、チカラを蓄え、羽ばたく礎を築いた地である本市では、若きアーティストを応援する企画として「徳川十二新匠」を開始することとしました。
今回の企画名「徳川十二新匠」は、徳川家康公の天下統一の覇業を支えた徳川十六神将のうち、四天王を除く12人の功臣(こうしん)になぞらえ、今後活躍が期待される12組の若きアーティスト・ミュージシャンを新たな匠(たくみ)、「しんしょう」と名付けたものです。
既に4月分の作品上映は始まっておりますが、今後、来年3月末までの1年間、毎晩日没から午後9時まで、月替わりで12組の匠によるプロジェクションマッピング作品を上映してまいります。
12組のアーティストは、岡崎にゆかりのあるかたを中心に、様々なジャンルから選出しました。
この取組みにより、多くのアーティストやミュージシャンを発掘・応援し、岡崎から世界に羽ばたいてもらうことで、本市がプロジェクションマッピングの聖地となり、そして若いアーティストが集う拠点となることで、ゆくゆくはアーティストを目指す方々が働く場所へとなっていくことを期待しています。
また、同時に夜のまちを彩るプロジェクションマッピングにより、ナイトタイムエコノミーの促進、地域経済のさらなる活性化につなげることも目指していきます。
先ほど申し上げたとおり、上映されるコンテンツは毎月変わり、何度もお楽しみいただけますので、ぜひ多くの方に足を運んでいただき、大河ドラマで盛り上がる岡崎のさらなる魅力を感じていただきたいと思います。