市長定例会見(令和6年5月21日開催)
令和6年5月21日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
「9月開催「岡崎歌舞伎公演」の概要が決まりました。」について(資料はこちら)
「もっと家康公“ど”まんなかプロジェクト」事業のひとつになります、岡崎オリジナルの新作歌舞伎、「岡崎歌舞伎公演」の概要が決まりました。
タイトルは、「紅葉錦絵葵正夢(はなのにしきえあおいのまさゆめ)、岡崎城紅葉狩りの場」でございます。
演目内容につきましては、関ヶ原の戦いで勝利をおさめ、征夷大将軍となった家康公が岡崎城にて紅葉狩りの宴を催します。岡崎城の紅葉を堪能していたところ、うたた寝をしてしまった家康公の前に、岡崎で過ごした日々がよみがえってくるというものになります。
脚本、振付につきましては、この度、著名な歌舞伎の振付師で脚本家の八世宗家藤間勘十郎さんにお願いし、家康公を主人公とした新作歌舞伎を手掛けていただけることになりました。
出演者は、歌舞伎公演の興行元として知られる松竹株式会社様に調整をお願いし、新作歌舞伎「紅葉錦絵葵正夢」の徳川家康役に市川中車さん、同時に上演する「獨道中五十三驛より旅噂岡崎猫(たびのうわさおかざきのねこ)」の主役である「おさん 実は 猫の怪」役に市川青虎さんが決定いたしました。
ほかの出演者の皆様も現在調整を進めていただいているところです。
「岡崎歌舞伎公演」は、9月14日、15日の2日間にわたり、合計3回を岡崎市民会館の、あおいホールで行います。
岡崎歌舞伎の演目内容は三幕構成となっており、第一幕として、八世宗家藤間勘十郎さん、市川中車さんなどのトークショー、第二幕は、江戸時代から伝わる「日本三大怪猫伝」で岡崎が舞台となった「旅噂岡崎猫」を、そして第三幕は、先ほど御説明した新作歌舞伎「紅葉錦絵葵正夢」を公演します。
チケットは6月29日の午前10時から販売開始の予定です。岡崎市民会館、竜美丘会館、せきれいホールに加え、各種プレイガイドや中日新聞販売店でもお買い求めいただけます。
観劇料はS席が8,000円、A席が7,000円で各回先着900人となります。
新作歌舞伎と公演の内容については以上となりますが、今後の展開についても御説明させていただきたいと思います。
この度の新作歌舞伎は、岡崎市に使用許諾をいただく予定ですので、今後、市民、学生のみなさんなど、多くの皆様に演じていただくことが可能となります。本市内で数多く演じられることで、まちの歴史への誇りと岡崎愛の醸成を図るとともに、家康公が築いた「戦のない平和な世」を、そして「平和」を求める想いを家康公生誕の地であり、平和発祥の地である岡崎から力強く発信してまいります。
「本市初!クラウドファンディングに東公園動物園が挑戦します。」について(資料はこちら)
東公園動物園は、昭和58年の開園から41年目を迎え、年間27万人以上のかたに御来園いただく、本市の人気スポットでございます。
この東公園動物園において、本市初の取組となる「クラウドファンディング」に挑戦し、動物たちがいきいきと幸せに暮らせるよう住環境の向上を目指してまいります。
実施期間は、明日5月22日から7月19日までの約2カ月間で、目標金額は820万円としています。
本事業では、動物の個体数を増やし、群れや家族で暮らす本来の生息環境の中で、その命をつないでいきたいとの想いから、「ラマ」のオス・メスで2頭、「ヒツジ」のメスを1頭、世界最大級のうさぎ「フレミッシュジャイアント」のメスを1頭の、3種類・4頭を、新たな仲間に迎え入れようと考えています。
またラマ舎の水飲み場に雨や日差し除けを設置するほか、ふれあい広場の柵の修繕などを進めたいと考えています。
迎え入れた動物たちには、新たな命の誕生に期待するとともに、来園される皆様にも、動物の赤ちゃんや子育てを間近で観たり、エサやり・ふれあい体験などを通じて、動物の愛らしさや、命の大切さを感じたりしていただきたいと思います。
今後も動物ファーストの動物園として未来につないでいくためにも、この取組に共感していただける皆様の御協力を得て事業を進めたいと考えております。
チラシの裏面を御覧ください。支援いただいたかたには、記載のとおり、御礼として様々な動物にちなんだリターンをさせていただきます。
本市初のクラウドファンディングによる動物の住環境向上に、ぜひ多くのかたからの御支援をお願いしたいと思います。
本日お集りの皆様方におかれましては、ニュース等で取り上げていただき、御協力いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
「企業版ふるさと納税による寄附をいただきました。(アイ・ケイ・ケイ株式会社様) 」について(資料はこちら)
この度、アイ・ケイ・ケイ株式会社 様から、企業版ふるさと納税制度を活用した御寄附をいただきました。
アイ・ケイ・ケイ株式会社様は、佐賀県伊万里市に本社を置き、全国で挙式・披露宴に関する企画・運営をされています。
本市においても、JR岡崎駅前の交流拠点施設として、都市公園を併設した「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」を運営されております。
この度の御寄附は、市内で撮影した映画やドラマの撮影地を巡るロケ地巡り、聖地巡礼につながるようなフィルムコミッション事業に活用させていただく予定です。
なお、本日の記者会見の終了後、感謝状贈呈式を行いますので、ぜひ取材していただければと思います。