市長定例会見(令和6年6月19日開催)
令和6年6月19日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
「パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会」について
本日の発表内容に入る前に、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会について、お知らせさせていただきます。
先日、バレーボール男子に続き、バレーボール女子の出場が決定いたしました。岡崎市出身の石川祐希選手、石川真佑選手が、それぞれ代表として出場する見込みです。
本市としても岡崎市出身の石川選手を応援し、市民の皆さんと一緒にオリンピックを盛り上げていくために、市役所や出身校への横断幕・懸垂幕の設置、等身大パネルの設置などを予定しています。
また、新たな取組としては、市民の皆さまからの応援メッセージを書いていただくメッセージボードの設置や横断幕などの応援グッズの制作なども準備を進めております。
今後、この多くの市民の皆様の熱い想いをパリに直接届けられるよう、現地に応援に行かれる方に横断幕などの応援グッズを託したいとも考えております。
「市内小中学生を対象に岡崎歌舞伎公演を優待割引します。」について(資料はこちら)
今回の歌舞伎公演は郷土の英傑・徳川家康公や岡崎を題材とした、まさに岡崎ならではのものとなっております。
そこで、「こどもまんなか応援サポーター」宣言をし、「こどもどまんなか」に取り組んでいる本市としましては、市内在住、在学の小中学生の皆様に、ぜひとも、この歌舞伎公演を御覧いただき、伝統芸能である歌舞伎を通じて我が国独特の豊かな文化に触れる体験をしてもらいたいと考えています。
さらに家康公や岡崎が歌舞伎の題材となっていることから、家康公を敬う気持ちや岡崎愛を育むきっかけとしていただくことを期待するものであります。
こうした想いを実現するために、9月14日の14時開演の公演につきましては、特別優待料金で御覧いただけるようにいたします。
また同行される保護者の方にも優待割引をさせていただき、お越しいただきやすいようにいたします。
なお、席数は対象の小中学生、保護者の方あわせて300席を御用意させていただいておりますが、先着順となりますので、お早めにお申し込みいただければと思います。
「岡崎市民限定!花火大会有料観覧席の先行販売を行います。」について(資料はこちら)
8月3日の開催に向けて鋭意、準備を進めております「岡崎城下家康公夏まつり第76回花火大会」の観覧席市民先行販売について説明いたします。
まずは、観覧席数についてです。
桟敷を廃止し、新しい形での観覧となって3回目。乙川河川敷を中心に、マス席、テーブル席、イス席を合わせ、約2万人分の観覧席を設置いたします。
次に販売の内訳等についてです。
合計2万人分の観覧席のうち、御協賛をいただいた企業・個人の皆様に一定数を割り当てていますので、本日の発表により、資料のとおり、9種類の観覧席、約11,800人分の市民先行販売の申込受付を、6月21日、午前10時から開始いたします。席の内訳等については資料のとおりです。
市民先行販売は、昨年同様、申込者を岡崎市民に限定して行います。ただし、同行者は市外の方でも可といたします。より多くの市民の皆様に迫力ある花火を間近で御覧いただきたいと考えております。申込は、チケットぴあウェブサイトで、7月10日まで受付します。
なお、申込多数の場合は抽選となります。さらに、市民先行販売後に残った席やキャンセルのあった席については、7月20日から先着順で一般販売を行う予定です。一般販売については、コンビニでも直接購入できるよう準備を進めています。詳しくは、ホームページ岡崎おでかけナビで御案内してまいります。
なお、今年も、岡崎市障がい者福祉団体連合会様と連携し、障がい者席として、殿橋下流南のマス席に、10マス(60名分)を確保し、障がいのある方とその御家族の皆様にも、岡崎の花火大会を間近でお楽しみいただく取組を継続してまいります。
有料観覧席以外にも、中央総合公園にサテライト会場を設置いたします。また、イオンモール岡崎様の御協力により、屋上駐車場を花火客に無料開放していただけます。
他にも、りぶら東駐車場2や市民会館駐車場などに、キッチンカーなどの飲食コーナーを設置してまいります。さらに、ケーブルテレビミクスに加え、昨年に引き続き、テレビ愛知様の地上波での生中継もございます。
市民の皆様には、岡崎の大花火を、様々な場所で、そして、様々な方法で、安全・安心・快適にお楽しみいただければ思います。警察や交通事業者を始め、多くの皆様の支えがあり開催できる花火大会です。市民の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします 。
「本市“初”の地域活動拠点施設の複合化に向け、皆さんの思いを集めます。」について(資料はこちら)
いずれの施設も老朽化対策が必要な時期であり、また地域の皆様からは複合化による新築要望をいただいております。
検討を進めてきたなかで、岩津市民センターの敷地及び隣接する北部学校給食センター跡地と、適地もあったことから、この場所に、支所・地域交流センター・市民センター、地域福祉センターを複合化した行政手続き・市民活動・生涯学習・福祉相談支援の4つの機能を併せ持つ、本市“初”となる地域活動拠点施設「(仮称)岩津センター」の整備を計画しております。
拠点施設の整備にあたり、幅広く意見を聞き、皆さんとともに基本計画を作り上げていくために、さまざまな手法を用いて進めてまいります。
1つ目は、地域の皆さんや施設利用者のかたなどと、地域懇談会を実施します。懇談会では、地域が抱える課題や将来、どういったまちにしたいか、そのためには拠点施設にどんな機能があったらいいかを出し合い、しっかりと御意見や御要望の集約を行ってまいります。
懇談会は年3回の開催を予定しており、初回は7月21日(日曜日)に午前10時から、岩津市民センターにおいて開催します。このほか、御要望に応じて事業者や町内会、サークルなどの団体を対象に、会社や公民館などへも出向かせていただきます。
2つ目は、より広く地域の声を集約するために、7月1日(月曜日)から岩津地域の公共施設や民間協力施設に意見ボードを設置します。
これは、各施設の壁に設置したボードに、意見を書いた色紙を貼り付けてもらうものです。北部地域交流センターなどの公共施設のほか、地域の事業者の皆様にも御協力いただき、幅広い世代の方が利用されるスーパーや駅、観光施設に設置してまいります。
3つ目は、地域の学校に出向き、まちの未来を担う学生との座談会を実施します。まちについて学んでいただくとともに、どういった施設であれば使いたいか、まちの誇りとなるかについて、御意見を聞かせていただきます。
最後に4つ目としまして、包括連携協定を締結している事業者へどういった連携が可能か意見を聞くなど、公民連携による取組も進めてまいります。
計画づくりの段階から多くのかたに御参加いただき、多様な意見を聞き取りながら、皆さんの英知を結集して、まさに、本市が掲げる市民参加型市政を体現する取組として、共感や納得感を持っていただける、岩津地域のシンボルとなる拠点施設の整備を進めてまいります。これらの取組により、地域への関心・愛着がさらに高まり、いっそう魅力的なまちとして希望ある未来を引き継いでいけるように取り組んでまいります。
「『徳川家康公と岡崎城に関する意識調査』の結果及び岡崎公園の名称変更について報告します。」について(資料はこちら)
「徳川家康公と岡崎城に関する意識調査」の結果について、御報告させていただきます。
その前に、アンケート調査を行いました経緯について御説明申し上げます。
岡崎公園の名称につきましては、かねてから、城がある公園なので名前に「城」がついている方が分かりやすいという声や、京都の岡崎公園と紛らわしい、といった声が寄せられておりました。また、大河ドラマ「どうする家康」の放送を機に設立された、「岡崎市徳川家康公顕彰推進協議会」から、岡崎城公園に変更してはどうかというご提案を受けました。こういった御意見を受けて、令和4年に岡崎公園の名称変更に関するアンケートを実施したところ、「賛成」「どちらかといえば賛成」が49%、「どちらでもよい」が21%、「反対」「どちらかと言えば反対」が29%の結果でございました。
その後、大河ドラマ「どうする家康」が放送されたことで、徳川家康公と岡崎城に関する注目が集まり、岡崎城が家康公の生まれた城として全国に強く印象づけられたわけですが、これを機にあらためて皆さんの、徳川家康公と岡崎城への想いをお聞かせいただこうと、今年アンケート調査を実施いたしました。
アンケートでは3,000件を超える回答をいただきまして、『「岡崎城公園」に名称を変更することについて、どう思いますか。』という設問に対しては、「賛成」が75%、「反対」が24%でした。
また、関係する商工団体、観光協会及び交通事業者にヒアリングをしたころ前向きな御意見をいただけましたので、名称を「岡崎城公園」に変更したいと考えております。名称変更することで、岡崎公園が岡崎城のある公園だと市内外に広く知っていただくとともに、あらためて市の歴史を感じていただき、シビックプライドの向上にもつながるものと期待をしております。
また、看板やサインの変更等はなるべく費用のかからない方法で、準備ができたものから順次変更していきたいと考えております。
名称変更の時期は、家康公の生誕日である12月26日を考えております。今後のスケジュールは、都市公園法の規定に基づき、7月末までに名称変更の公告をします。この公告により名称は変更されますが、関係条例でも名称の表記を統一する必要がありますので、9月定例会に条例改正議案を提出し、12月26日まで周知や準備の期間をもうけたいと考えております。