チャンネルおかざき令和6年7月特集「ファーストミッションボックスってなに?」
いつ起きるかわからない大規模地震。この地域でも、南海トラフ地震の発生が懸念されています。そうした中、岡崎市では新たな防災対策を導入しました。それが『ファーストミッションボックス』です。今回の特集は、このファーストミッションボックスについてご紹介していきます。
ファーストミッションボックスは、避難所について詳しく知らない人でも、避難所の開設ができるように、初めにやるべき任務を記載した手順書と、必要最低限の資器材が入った箱です。
避難所は、被災者の生活の場所、支援物資の提供、生活再建のための情報が集まる拠点となるため、早期に開設する必要があります。
しかしながら大規模地震発生時は道路事情などにより、避難所運営担当者である市職員が避難所に参集できない場合があります。そうした場合には、避難所の開設と運営を住民自らが行っていく必要があるのです。 そしてこのファーストミッションボックスは、3人集まったらミッションがスタート。3人の中から仮の本部長を決め、徐々に仲間を増やして業務を行う班を作っていき、最終的には最大17人で避難所を開設する仕組みになっています。
経験や知識がなくても、箱を開けて手順書を読めば行動できるように、具体的な指示が分かりやすく書かれています。
なお、ボックスは避難所となる市内47の全市立小学校体育館の入口前に、すでに配置済みです。
番組では、市役所防災課職員の解説を交えながら、実際にこのファーストミッションボックスを使った避難所開設を実践していきます。
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