市長定例会見(令和6年8月9日開催)
令和6年8月9日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴う本市の対応」について
昨日8日、16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
気象庁において、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討された結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていることから、19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
本市では、19時15分に災害対策本部を設置し、20時25分には第1回災害対策本部員会議を開催しました。
第1回災害対策本部員会議において、南海トラフ地震臨時情報発表に伴う防災対応を協議した結果、安全性に不安のある住宅の居住者や、土砂災害の危険性を有する地域の居住者に対応するため、市内20カ所の自主避難所を開設することを決定し、同日22時に開設いたしました。
1カ所の自主避難所に1世帯1名の市民が避難されていましたが、現在は帰宅されており、避難者はおりません。
【救助・消火チーム(消防本部)】
岡崎市消防本部警防規程の規定に従い、消防職員の勤務人員の増員を図り、情報収集要員及び出動隊の増隊に努めます。
消防団についても、すぐに参集できる体制の構築と情報収集に努めるよう周知してまいります。
【土木・建築チーム】
昨日より、情報収集や市民からのお問い合わせに対応できるよう24時間体制で職員を配置しています。
また、岡崎土木・建築・電気・緑化災害安全協力会へ依頼し、連絡体制の構築を完了しています。
【上下水道確保チーム(上下水道局)】
局職員による24時間体制と併せ、発災時における受援について災害協定に基づいた各社との情報共有を引き続き図ってまいります。
【衛生対策チーム】
家庭系一般廃棄物、し尿、災害廃棄物の収集体制の構築について協定締結先と、また、災害廃棄物仮置場を使用する可能性について地元に連絡済です。
また、本日9時には第2回災害対策本部員会議を開催し、今後の対応について協議するとともに、私、本部長から次のように指示いたしました。
・情報収集に努め、市民へ適切な情報提供を行うこと
・避難所における熱中症対策に努めること
市民の皆様には、今後、最低1週間程度の水・食料の家庭内備蓄や家具固定などの地震の備えを再確認していただくとともに、今後の情報にも十分に注意していただくようお願いします。
「岡崎歌舞伎公演記念「岡崎城お練り」を開催します。」について(資料はこちら)
もっと家康公“ど”まんなかプロジェクトとして、9月14日(土曜日)と15日(日曜日)に、岡崎市民会館あおいホールで開催します「岡崎歌舞伎公演」に先立ちまして、公演初日の9月14日(土曜日)の午前中に、岡崎公園内において、市川中車さん、市川青虎さんを始めとする岡崎歌舞伎公演出演者らによる「岡崎城お練り」を開催する運びとなりました。
当日は、10時30分から龍城神社で岡崎歌舞伎公演の成功祈願を行い、11時からは市川中車さん、市川青虎さんが人力車に乗って、歌舞伎俳優らとともに岡崎城天守前から三河武士のやかた家康館前まで、公園内を練り歩きます。
そして、お練りの最後には家康館前において、今回、岡崎城が舞台となる新作歌舞伎舞踊「紅葉錦絵葵正夢(はなのにしきえあおいのまさゆめ)」の脚本・振付を担当していただいた藤間勘十郎さんや市川中車さん、市川青虎さんによる御挨拶も予定しています。
皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ御声援をいただきたく存じます。
「岡崎歌舞伎公演2階席を追加販売します。」について(資料はこちら)
「岡崎歌舞伎公演」チケット追加販売の御案内です。
岡崎歌舞伎公演は、家康公が主人公の新作歌舞伎舞踊「紅葉錦絵葵正夢(はなのにしきえあおいのまさゆめ)」の初お披露目の期待も高く、チケットは残りあとわずかとなっていますが、今回、より多くの皆様に岡崎オリジナル、岡崎づくしの歌舞伎公演を見ていただけるよう、2階の一部座席を追加販売させていただくことと致しました。
販売する座席は、3回公演の各回先着54席で、全席指定の3,500円です。8月10日(土曜日)10時から岡崎市民会館で販売いたします。先着順となりますので、お早めにお買い求めいただければと思います。
貴重な公演にぜひお立ち会いください。
「『Jazz の街岡崎アンバサダー』を任命します。」について(資料はこちら)
本市では、ジャズの文化が息づく岡崎市の魅力を市内外へ発信するため、全国や世界で活躍されている本市にゆかりのあるジャズアーティストのかたを「Jazzの街岡崎アンバサダー」に任命し、活動していただいています。
このたび、新たな「Jazzの街岡崎アンバサダー」として、ジャズベーシストの小川晋平さんを任命いたします。
小川さんは本市出身で、13歳でエレクトリックベースを始め、ジャズの魅力に惹かれ16歳からアコースティックベースに傾倒。
大学卒業後は、渡米しCalifornia Jazz Conservatoryに入学。さまざまなミュージシャンに師事する傍ら、同校の選抜バンドとして世界中のジャズフェスティバルで演奏活動をされました。
現在は東京を拠点にジャズバンドに参加し、国内外で広く演奏活動を行っておられます。
また、小川さんは子どもを対象とした本市のジャズオーケストラ育成事業として設立された、「りぶらジャズオーケストラJr.岡崎 (通称Beanzz)」の第1期生として所属し活動しておられました。そして卒団後は、Beanzzメンバーがもっとジャズを好きになってほしいとの想いで小川さん自身が作曲し、その楽曲で共演するなど、本市のジャズ文化の振興に貢献していただいています。
なお、任命式は9月21日(土曜日)12時30分から図書館交流プラザ内田修ジャズコレクション展示室で行う予定です。
また、同日、13時30分から図書館交流プラザホールで行われる、ジャズの街岡崎発信連絡協議会主催のコンサート「ジャズは友達パート1」にJazzの街岡崎アンバサダーの今岡友美さんとともに出演されます。
「都市計画道路柱町線が一部開通します。」について(資料はこちら)
柱町線は、岡崎駅周辺の東西交通をより円滑に処理するため、JR東海道本線と岡崎駅南側約300メートルの位置で立体交差し、鉄道をアンダーパスする道路として平成28年度に工事着手し、約8年間の工事期間を経て、待望の供用開始の運びとなりました。
土地の御協力をいただきました地権者の方々はもとより、長期間にわたる沿線の皆様の多大な御協力に対し、心よりお礼申し上げます。
今回開通する区間は、JR東海道本線西側の県道岡崎碧南線と、東側の県道岡崎幸田線を結び、延長約310メートル、幅員構成は片側1車線の車道、及び両側歩道で、JRアンダー部においては、片側歩道の道路でございます。
また、安全対策として、車両に対しては、大雨により道路冠水した場合に、通行止め等を掲示する冠水表示板や進入を防止する遮断機を設置し、歩行者などに対しては、歩道に防犯カメラや警報機、照明を設置した、安全安心な道路としています。
なお、現在、市民の方々に御利用いただいております柱町線南側の羽根道踏切は、開通に合わせて廃止いたします。
最後になりますが、現在進めております柱町線の都市計画道路福岡線までの延伸につきましても、引き続き取り組んでまいります。
「岡崎信用金庫様からご寄附をいただきます(トイレカー)。」について(資料はこちら)
この度、創業100周年を迎えた岡崎信用金庫様から、災害時の安心できるトイレ環境として、被災者支援に役立てて欲しいと、岡崎市に8台のトイレカーを御寄附いただきます。
能登半島地震の被災状況により、改めて災害時のトイレの重要性が指摘される中、このトイレカーには、災害時に役立つ多くの機能が備わっており、本市としましても、被災者支援に大いに活用したいと考えております。心より感謝申し上げます。
本日の記者会見の終了後の正午から、東庁舎1階ロビーにて、岡崎信用金庫様からは田中理事長、本市と同様のトイレカーの御寄附があった幸田町からは成瀬町長の御出席のもと、寄附受納及び感謝状贈呈式を行う予定でありましたが、場所をこの第2来賓室に変更して行いますので、ぜひ取材していただければと思います。