市長定例会見(令和7年3月14日開催)
令和7年3月14日に開催された市長会見です。
内容は以下のとおりです。
「桜花咲プロジェクトへのご支援ありがとうございました。」について(資料はこちら)
私の乙川リバーフロント計画の1つの柱でもありまして、先の市長選の際における公約のひとつとして四季折々の植栽による豊かな景観の実現を掲げておりましたが、その実現に向けた一つの取組といたしまして、先月末までの期間で、桜の植樹のためのクラウドファンディングを実施し、非常に多くの皆様方からの御支援をいただきましたので、その結果について御報告いたします。
今回のクラウドファンディングは、令和7年1月15日から2月28日までの45日間、目標金額を3,000万円としまして、クラウドファンディングのウェブサイトであります、「CAMPFIRE」にて実施いたしました。
最終的には、市民の皆様や、市内の事業所の皆様をはじめ、市内外から多くの御賛同をいただきまして、686件1,408万1,000円の御寄附をいただきました。
こちらの件数、金額ともに令和6年度に実施されました桜に関するクラウドファンディングでは日本一の寄附実績となります。岡崎市民の郷土愛の高さの結果だと考えておりますが、御支援をいただきました皆様へは、順次お礼状や返礼品をお送りしてまいります。
また、今回のクラウドファンディングの実施に際しまして、テレビ・新聞等のメディアや市内事業者の皆様をはじめ、様々な形でこの取組について御周知をいただいたこともあり、クラウドファンディング以外での御支援もいたただきました。
企業版ふるさと納税といたしまして、マルヤス工業株式会社様から、また通常寄附といたしまして、株式会社岡田鉄工所様、東海光学株式会社様、富士ファイン株式会社様、連尺学区総代会様から御寄附をいただきました。
それ以外にも、スマートフォンなどの操作に不慣れでクラウドファンディングサイトからの申し込みが難しく、直接市の窓口まで来て寄附の申し込みをしていただいた方もおみえになりました。
これらの方から、合わせて13件、2,249万5,000円の御支援をいただいております。これらすべてを合わせますと、クラウドファンディングの目標額3,000万円を上回る3,657万6,000円の御寄附をいただいたこととなります。改めまして、皆様のあたたかい御支援、誠にありがとうございました。これらの寄附金を活用して、今後桜の植樹を進めてまいりたいと思います。
桜の植樹は2月頃がふさわしい時期ですので、植樹は来年度からとなりますが、本年度も少しは進めたいと思いますので、12本のエドヒガンを植樹しております。当初はジンダイアケボノが候補にのぼっていましたが、ソメイヨシノと似た色彩を持ちますエドヒガンが選ばれました。
これからも皆様より愛されている岡崎城公園の桜を、その想いに恥じない日本一の桜の名所へと目指してまいります。
「岡崎市副市長の選任について市議会に同意を求めることにしました。」について(資料はこちら)
現副市長の清水康則氏が、令和7年3月31日で任期満了となりますので、その後任といたしまして、元総務部長を務められました鈴木晃氏を選任する議案を提出してまいります。
また、同じく現副市長の山本公徳氏から、3月31日をもって辞職したい旨の申し出がありましたので、この申し出を受理し、山本氏の後任といたしまして、現財務部長の伊藤雅章氏を選任する議案を、市議会定例会の最終日、3月21日に追加同意議案として提出し、同意を求めることといたしました。
「岡崎市教育委員会教育長の任命について市議会に同意を求めることにしました。」について(資料はこちら)
現教育長の安藤直哉氏が、令和7年3月31日で任期満了となりますので、その後任といたしまして、引き続き安藤直哉氏を任命する議案を、市議会定例会の最終日、3月21日に同意議案として提出させていただきます。
「岡崎市水道事業及び下水道事業管理者を任命することにしました。」について(資料はこちら)
現水道事業及び下水道事業管理者の伊藤茂氏から、3月31日をもって辞職したい旨の申し出がありましたので、この申し出を受理し、伊藤氏の後任者といたしまして、前土木建設部長の中田利隆氏を任命することといたしました。
令和7年4月1日付け人事異動について(資料はこちら)
本日、令和7年4月1日付け人事異動の内示を行いました。
人事異動の規模としましては、部長級職員2人、担当課長級以上が5人など、合わせて173人が3月末で退職することから、その補充などに伴う総勢857人の異動となっております。
令和5年度から段階的に定年年齢が引き上げられたことから、昨年度は、定年退職者が医師1名だけでしたが、今年度は61歳での定年退職者が34人いますので、昨年度と比べ退職者の数が多くなっております。
なお、昨年度同様、今年度60歳を迎えた、部長級を始めとする管理職であった職員は、役職定年制が適用となり、大部分の方は、非管理職として引き続き、勤務いただくことになります。
そのような方々には、立場は変わりますが、今後も、岡崎市のために力を発揮していただきたいと考えております。
組織体制については、市民の安全・安心を守るための施策を継続しつつ、限られた経営資源を最大限活用した簡素で効率的な執行体制を基本とし、少人数だった課の統廃合等の推進、職員のワーク・ライフ・バランスを考慮した係の構築を図りました。
異動については、各部署の事務事業が専門性を増す傾向にあることから、人事異動による事業の停滞を最小限に抑えるため、職員個々の知識・経験や意欲を重視した適材適所の人員配置を行いました。
特に、市民安全部では、令和5年6月豪雨の際に水防計画の策定が必要であるとの考えに至ったこと、また、災害時の指揮系統の明確化や、災害対策本部での連携強化を目的として新たに「防災担当部長」を設置しました。
続いて、女性職員の登用についてですが、今回の人事異動で、新たに2名を部長級へ昇任させました。 お二人には、これまでの経験を活かし、それぞれの分野で力を発揮してくれることを期待しています。
その他にも次長級へ2名、課長級へ4名、副課長となる主幹級へ7名を昇任させ、積極的な登用を進めています。
全体的には、経年比較している、一般職及び保育職における副主幹以上の管理職の女性が占める割合は昨年度と同様の32.4%となっています。