Q.危険ドラッグについて知りたい。
回答
危険ドラッグは、麻薬、覚醒剤、大麻などと同じように大変危険な薬物です。人体摂取用とは見られないよう目的を偽装して販売されており、乾燥植物に麻薬や覚醒剤、大麻に似た作用を持つ薬物を混ぜ込んだ「ハーブ」や、「アロマ」と称した液体状のものなど形状は様々です。危険ドラッグを吸引すると、意識障害やおう吐、けいれん、錯乱などを起こし、緊急搬送された事例や死亡事故も起きています。また、ひき逃げ、追突などの交通事故や、上半身裸で小学校に侵入し、児童を追い回した事件も発生しています。
「合法」「脱法」と称して売られているため、あたかも身体に影響がなく、安全であるかのように誤解されますが、既に規制されている麻薬等の化学構造を少しだけ変えた物質が含まれており、身体への影響は、従来の麻薬等と変わりません。それどころか、より危険な物質が含まれる可能性もあります。危険ドラッグには、絶対に手を出してはいけません。
危険ドラッグに関するご相談は、保健所生活衛生課にお尋ねください。